4部 ヌンチャクファイター2
4部ヌンチャクファイター2
S1
牧原が家でゲームの動画を作っているとKJが牧原を説得する
KJに説得されて牧原は角田と賞金稼ぎを再開してみようと思う
・家 昼
パソコン操作をしている牧原
牧原『ちょっと待ってくださいね、今撮ってるんで、昼どうしますか?なんか食べてきましたか?』
KJ『昼ごはんは大丈夫です、、、賞金稼ぎはもうやらないんですか?』
牧原『KJ、ちょっとごめん、今、動画作ってるから』
KJ『動画って、ゲームしてるだけじゃ、、、』(小声でつぶやく)
牧原『、、、』
KJ『ヌンチャクファイターの動画はもっと見てくれる人が多いですよ』
牧原『ゲームの動画も続けてたら見てくれる人がちょっと増えたんで、』
KJ『牧原さん、あの、牧原さんのゲームの動画は本当にイイものなんでしょうか?もしも牧原さんの動画がたまたまものすごく人気が出てものすごく再生されてお金ももらえるようになってそれは本当にイイことなんでしょうか?』
牧原『、、、うん、どういうこと?、、、お金が貰えたらイイことなんじゃないの?、、、お金が貰えるってことはそれだけ人の役に立っているってことだし』
KJ『じゃあお金もらえてなかったら、役に立ってないってことですか?』
牧原『だからお金もらえるように頑張って続けて、ちょっとづつ見てくれる人を増やしていこうと思ってて、、、KJさんは、動画のすごさとか大変さをわかってないんですよ』
KJ『、、、牧原さん、ちょっと考えてほしんですけど、牧原さんの動画を見る人は牧原さんの動画を見て何か得をするんでしょうか?』
牧原『得っていうか、暇をつぶせるから、人生って暇つぶしみたいなもんだから』
KJ『じゃあ牧原さんのじゃない他の人の動画でもいいんじゃないですか?』
牧原『それはそうかもしれないけれど、じゃあ他の人と違うところも作っていければいいしそれはこれから頑張っていけばいいんじゃない?』
KJ『牧原さんは他の人と違うヌンチャクファイターの動画を作ってるじゃないですか?』
牧原『、、、あれは、賞金稼ぎの動画だから、、、』
KJ『、、、ヌンチャクファイターの動画は見た人の役に立ちますよ、あんな動画は他にあまりないですから面白さもあります』
牧原『、、、でも、低評価とかやめろってコメントがめちゃくちゃ多いんで、あれこそ人の役に立ってないですよ』
KJ『、、、世の中、全ての人から快く思われることなんてないですよ、どうして僕がヌンチャクファイターの動画を気に入っているかいいますね』
KJ『じめしめじにしろ、元革命家にしろ、多少の犯罪を犯しても一部の人は認めていましたよね、それはなんでですか?ルールを破っているのに?』
牧原『、、、なんでって、』
KJ『牧原さん、ルールは破ってもいいんです、その人の人柄とか魅力とか地位とか権威とか能力とか正義とか、そういうものがあればルールは破ることができるんです』
KJ『僕がインターネットの良くないと思うところは、じめしめじも元革命家も最初から受け入れるつもりの人間ばかりが見てるんですよ、だから公平さがないんです、画面の中には彼らの正義しかない、反対側の正義を自覚することもできない、そんな不自然さが僕はよくないと思ってるんですよ』
KJ『ヌンチャクファイターが彼らを捕まえる瞬間の動画は、じめしめじのファンも元革命家のファンも否応なく見守るしかない、そして互いの正義の行き場がなくなっていく、それが正しい姿だとおもうんです』
牧原『、、、』
KJ『少し、変なことを言ってしまってすいませんでした、、、ヌンチャクファイターに感謝している人はたくさんいますよ、インターネットでコメントを書いたりできないだけで、、、犯罪行為は必ず誰かが傷ついてしまうことです、ネットの中で許されてる人のせいで誰かが苦しんでます、ヌンチャクファイターはそういう人を助けてるんです、だから賞金稼ぎする様子を動画にするのはとても有意義で牧原さんにしかできない特別なことだったんです、、、もしも牧原さんが自分の動画を見てくれる人を幸せにしたいなら、もう一度、角田さんに一緒にやろうとお願いしてみてください、せっかく角田さんとも仲良くなったんだから、きっともったいないですよ』
牧原『、、、』
S2
角田と牧原が測量の仕事で働いている
仕事場は広いので他の先輩班の2人も来ている
他の班員がカメラ(機械式の測量機)を設置している
※カメラに映した地点を3次元CADの座標にできる機械という設定
他の班のリーダー『おーい』
角田『おっす』
他の班のリーダー『今日現場、一緒だよね』
角田『はい』
他の班のリーダー『、、、ちょっと遅れちゃった感じ?』
角田『いや、別に、、、遅れてはいないですね』
カット
角田は牧原に指示を出している
他の班のリーダー『ここでいくんがよくね』
他の班の助手『そこだと、、、まあ、全体みえますね、良いすね』
他の班のリーダー『えー、角田くん、そこってさあ、境界とか全部見える場所かな』
角田『ええ?』
他の班のリーダー『境界とかさあ、なるべく一発で全部取れる場所にしたほうがよくないかー』
角田『ええ、、、いや、もう始めてるんで』
カット
角田が作業の関係で近づいてくる
角田『いいっすよねー、機械式、、、画面に映したらそのまま座標入力できるんですよね、、、俺ら、機械じゃないから、もうせかせかやるしかねーっすわ』
他の班のリーダー『まあ、ペースみたいなのはあるよね、どのへんやったの?』
角田『あっちがわを見たんで、残ってるんは、あのへんとそこです』
他の班のリーダー『、、、えー、じゃあ、それはさあ、据え置きの回数増えてない?』
角田『えーっと』
他の班の助手『あのへんとそこは絶対一緒に取れないんで、据え置きの回数増えてますね』
角田『えーっと、そうかもしれないっすね』
他の班のリーダー『そういう据え置きとかのミスって大きいから減らした方がいいよ』
角田『いやでも、俺、機械式じゃないんで、急いでやらないといけないんで』
他の班のリーダー『じゃあ今日機械式でやってもいいよ、』
角田『え!いいんすか!』
他の班のリーダー『その代わりあんまりミスしないで』
他の班のリーダー『残ってるのはこことこれがあるかな』
S3
他の班が機械式の角田よりも早く仕事を終わらせてしまう
一緒に休憩するが他の班のリーダーから角田は仕事の遅さを軽く指摘されて機嫌がわるくなってしまう
・公園 昼
他の班の先輩がジュースを持ってやってくる
他の班のリーダー『そっち終わった?』
角田『いやまだっす、、、え、終わったんすか?』
他の班のリーダー『終わった』
角田『え、はやくないっすか、マジっすか』
他の班のリーダー『ちょっと、休憩する?』
他の班のリーダーがジュースを差し出してくる
・公園 昼
他の班のリーダー『角田君さあ、やっぱりちょっと遅いよ』
角田『、、、』
他の班のリーダー『機械式かどうかとかじゃなくて、普通にさあ、毎日やってる作業なんだからちょっとづつ慣れて、早くしていくしかないよ』
角田『、、、』
他の班のリーダー『俺、今日はさあ、角田君の班が毎日遅くまで残ってるから、今日は少し応援してやってほしいとか様子見てほしいみたいに言われてもいてさあ、でもさあ、角田君が教わったこときちんとやってなかったらさあ、角田君にも悪いところがあるよねって言わなきゃいけないよ』
角田『別にそれはいいんで』
他の班のリーダー『いやそういう話じゃなくて、角田君が毎日、帰るのが遅い遅いってなってるのは角田君自身のせいだってことになっちゃうんだよね、だって作業自体があんまり遅いとさあ』
角田『俺が遅い遅いって、だって俺、牧原が助手なんですよ、こんなトロイ奴と組んでりゃ誰だって遅くなるし』
角田、半笑いで言い訳する
角田、説教っぽいことをされるのが嫌でイライラして立ち去る
他の班のリーダー『おーい』
角田『トイレっす』
(※へらへらとした雰囲気で)
・公園 昼
他の班のリーダー『まあ、角田くんは角田くんで頑張ろうって思ってるところもあるから』
牧原『、、、はい』
他の班の助手『まあ一応さあ、その角田くんの言ってることも一理ないわけではないというかさあ、助手の動きとかってさあ、早さに関わってくるし、見てたら牧原くんも教わった通りにできてないところがあったし、ミスも目立ってたし、まあああいう風に言われちゃっても文句は言えないんじゃない』
牧原『はい、そう思います、すいません』
他の班の助手『そうではなくてさあ、うーん、全部が全部角田くんのせいかって言われたら、そうでもないなって俺も思ったっていうか、ああいう言い方されないためにも牧原くんも頑張んなきゃいけないし、牧原くんの頑張り方次第で角田くんも頑張ってくれるようになるかもしれないしさあ、、、』
牧原『、、、はい』
他の班の助手『、、、えー、大丈夫そう?』
他の班のリーダー『大変かもしれないけど、先輩を育てるのも後輩の役目だから、まあ頑張ってよ』
S4
他の班が帰り、角田と二人になったときに牧原は角田にヌンチャクファイターの再結成を呼び掛けるが
他の班から仕事が遅いと言われてイライラしている角田は機械は自分で買うと言う
・公園 昼
角田と牧原、測量の作業を終え、片付けをしている
牧原『機械式でやるとやっぱ早いっすね』
角田『、、、』
牧原『、、、角田さん、あのう、、、』
角田『、、、』
牧原『、、、ええっと、僕、ゲームの動画とか作ってたじゃないですか?っであの、ゲームの動画、ちょっとは伸びてるんですけど、まだあんまり伸びなそうなんで、もうちょっとの間、賞金稼ぎの動画とかやってみてもいいかなって最近思い始めまして、、、』
角田『、、、』
牧原『なんかKJさんとかもノリ気なんで、角田さんが画面に映らない作戦とかも考えてくれるらしいし、僕も前回と違って腰をいれるんで編集のクオリティとかも上げてくんで、角田さんさえよければ、ちょっとやってみたいなって思ってて、もちろん無理にっていう話ではないんで、全然、角田さんのご都合とかもあるんで、、、』
角田『、、、』
牧原『あのー、結局、ゲームの動画って、長い目でちょっとづつやってかないととお金になりそうにないんで、まあ、今だけ、賞金稼ぎをちょっと頑張って機械さえ買えたらお互いいいんじゃないかなって、、、』
角田『、、、別にいいよ、賞金稼ぎとか、、、』
牧原『、、、えっと、、、やらない感じっすか、、、』
角田『機械は俺が買うから、、、』
牧原『、、、買うっていうのは?』
角田『だから、機械は俺が買うから、お前なんもしなくていいって言ってんの』




