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2026/10/28 19:00
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誰かに必要とされたかった。電池が切れたリモコンを渡された。
私は電池を交換し、誇らしげに父へ返した。父は何度かボタンを押し、テレビがつくと満足そうに笑った。それから毎晩、リモコンは私の枕元に置かれるようになった。必要とされている。そう思うと、眠るのも惜しかった。ある朝、父が言った。
「お前、これ直せるか?」
渡されたのは、壊れた目覚まし時計だった。私は断った。すると父は、少し寂しそうに言った。
「そうか。じゃあ、お前ももう必要ないな」
翌朝、私は自分の電池を探した。




