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Meeting  作者: 吉四六かぼす
刻、同じくして現る(友野江茉利視点)
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 気が付いたら茉利は家にいたの。


 ママもいたわ。


 ママはママのママとパパに肩を抱かれてずっと泣いてた。


 茉利が「ママ」って呼んでも気付いてくれなくて……抱きつこうとしてもさわれなかった。


 その時、自分がもう死んだのだと悟った。



「茉利待ってたの……ママがこの家を出ていった時からずっと」



 一度にパパと茉利が死んじゃって、ママは一人が堪えられなかったんだと思う。


 おじいちゃんとおばあちゃんが迎えに来て、一緒に行っちゃった。


 けど茉利はこの家の中から外に出ることが出来なくて……だから……



「もしかしたら、海都おじいちゃんが茉利を迎えに来てくれるんじゃないかって、思ったの……。茉利は、海都おじいちゃんをずっと待ってた」



 でも、そんはずもなく……


 一年経っても、10年経ってもずっと一人だった――



「もう……もう一人は嫌だよぉっ……茉利、おばあちゃんのとこに行きたい! パパのとこに行きたいよぉ!」


 

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