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私たちが残すべき記憶  作者: 箕宝郷
幼馴染の奮闘と思い
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悪人を卒業するために

 僕はその後も上司の言葉が頭をよぎっていた(社会の防腐剤)とは何かずっと理解できずにいた。その後業務を終えて帰宅しようとした時、ある箱を上司から渡されてた。上司は「この本を帰ったら読むと言い。我々性別の理念が全て詰まっている。今夜読み切れなかったら明日の勤務時間に読んでも構わない。しかし、いつかすべてを読み切っていただきたい。尊考大師様が作り上げた我々の源流だからな。」僕は一言「分かりました。それではお先に失礼します。」と言って職場を後にした。

帰宅後、箱を開けてみると二冊の本が入っていた。(尊考書)その本に関係する小冊子(不滅のクリスマスプレゼント)であった。

 僕は帰宅後すぐに上司から渡された箱を開けた。すると、二冊の本が入っていた。分厚い本と薄めの本であった。分厚い本のタイトルは「尊考書」であった。二冊目は「不滅のクリスマスプレゼント」であった。上司からこの本を渡された意味はなんだろうか?僕は不思議がっているうちに尊考書を読んでいた。読み応えのある本である。しかし、この本は150年以上前に書かれた本であるため読みづらい部分もあるが、「この本を読むことは、伊新に近づく第一歩である。」そう考えていた。私は友人を救うために、いやそんな小さい目標ではない。木恩の国今後の世界倫理のためにこの尊考書を読むのである。

 その夜私は眠るという選択をすることが不可能であった。尊考書は今静かに生きる僕たちの性別にとっても大切なものであると感じた。いつの間にか日が明るくなっていた。かなりの寝不足で上司から怒られるのは必須であった。すごい眠い状態で私は出勤した。

 上司は私の顔を見るなり、「霧浦君なぜ君はこんなにも不器用なのかね?」と言われた。「不器用ですかね?」と私は聞き返すと、「あぁ、寝不足の原因はあの箱の中身の事であろう。」

「はい、尊考書です。あの本は....」


「軽々しく箱の中身を申す出ない。」


「なぜですか?」


「いやあの本の秘密が守られているかこそ我が性別は守られている。あの本は我々の結束の証なのだよ。その結束は秘密によって守られる。だから箱の中身の秘密をさらすことは我が性別の崩壊につながり、我々の職場、そして木恩の治安も全て終わる。」


「はい、だから私は」


すると上司は鋭い目で僕にこう言った。


「霧浦知った気になるんじゃない。尊考書を断片的に覚えても仕方ないだろう。身を削って覚える必要も慌てて覚える必要もないのだよ。我々の性別が生き残れる方法は数少ないのだからしっかりしてほしいものだ。」

僕は上司の言葉に感動した。確かに私は友人である糸米と宿敵伊新の事で頭がいっぱいであった。

そして通報があり、私と上司は再び現場に向かうのであった。



投稿遅れてごめんなさい。4月上旬ごろまでにがんばって終わるよう頑張ります。

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