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ボッチパーティー  作者: 巧レ以
106/107

【重要なお知らせ】

今からでも間に合う!これまでのあらすじ



魔王の復活と共に現れた数多の魔物により世界は闇に包まれた…

巨悪に立ち向かうは四人の勇者達…

絶体絶命の危機の中、最後の力を振り絞りついに魔王を討ち取った…!

しかし死闘を繰り広げた勇者達は、いつまでも魔王城から戻ってくることはなかった…


かくして世界に平和が訪れた…勇者達の尊い犠牲の元に…







めでたし めでたし…









魔王討伐から1ヶ月後───






「ご来場の皆様に申し上げます。本日は"魔王軍レセプションパーティー"にお越し下さり誠にありがとうございます。本日進行役を務めさせていただきます、ルージュと申します。どうぞお見知りおきくださいませ。

さて、大変長らくお待たせ致しました。一月の凪の時を経て、今宵、魔族を統べる新たな王が復活なされます。それでは早速お招き致しましょう!偉大なる我らが魔王の御成りです!」






୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧



「いや最初から魔王出てたらなんか変じゃないですか?魔王が司会進行するの?『さあ始まりましたー!ども、司会の魔王ですっ』みたいな?えーそれってなんか安っぽいかんじしませんー??もうちょっと魔王っぽい登場演出にしましょうよ〜」


「んニャーあんまり仰々しいとモッサリするからイヤだニャ、オイラがしゃべった方が盛り上がるって」


「え〜え?でもさー、やっぱり最初はルージュさんに司会やってもらって、『さあいよいよ新たな魔王の登場です!』って紹介してもらった方がよくないですか?自分で言っちゃうのは、ちょっとねぇ…」


「ニャ、ちょっと言ってみ?」


「え…

わ、我こそ魔王…あ、冥王レビン、だぞ! どかーん!

…とか」


「見えたニャ」

「いやむり〜〜〜恥ずかしいって!!」

「ニャハハハハハwww」


「ワタシも、その…紹介してもらったほうがいい、と思う」


「ねー」


「わかったニャ、導入の部分はソレで許してやるニャ。まーあとでマイクぶんどってオイラが進行変わってやるニャw」


「どんだけ目立ちたいんだ…」


「四人いっぺんにバーンって出るのがいいかニャ、それとも一人ずつかニャ?」


「ひとりずつじゃない?」


「だニャ。順番は?オイラ最後がいいニャ」


「どーぞどーぞ、ボクは2番目か3番目がいいなぁ…」


「イヤ、ここはあえてオマエサンが1番にやるニャ」


「なんで!?嫌なんですけど」


「2番どるしー、3番トワ、4番NAMaEサンニャ」


「ええー1番は緊張する〜トワイライトさん変わってくださいよー」


「盛り上がる順ニャ。誰も注目してなくて弱そうなヤツが1番バッターだニャ。あ、名前呼ばれてお披露目だけじゃなくてなんかヒトコト言お」


「なんかって?」


「オマエサンなら…」



୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧




『西の魔王…"冥王"レビン様!』



「へっ、ざぁ〜こ」




(…くぅ〜恥ずーーーー公開処刑じゃん!)




『北の魔王…"傀王"シードル様!』



「…」




(っっっえっ!!!?????)




「東の魔王…"虚王"Twilight様!」



「…」





「南の魔王…"狂王"NAMaE様!」



「オコンニチハだニャ〜〜〜!!!」




「これより、こちらにおわします四大魔王を戴いて」

「ちょちょちょちょっと待って、ちょっといいですかっ???」

「ナニナニナニ???どしたニャ?」

「なになにじゃないですよ!セリフ!なんか一言言おうって!ボクもがんばって言ったのに!なんでふたりなんも言わないの!?!?話が違うじゃん!!」


「ギャハハハハハハwwww いや〜、スベってたニャーwww」

「ぎっ…くそー!ひどいっ!!!」


「ハイ、じゃあここからMCやってくNAMaEサマだニャ。改めてヨロシクニャ。そしてぇ!」


「…ん?なんでこっち見るんですか…?いや、えっ?」


「ザーコがアシスタントしてくれるそうニャ、拍手〜」


「はぁ!?ええー聞いてない聞いてない!ボクら3人は裏に移動して、ナマエさんとルージュさんがやっていくんですよね?リハーサルしたじゃないですか!」


「そんなリハーサルとか予定調和はブッ壊してやるニャww だいたい『ちょっと待ってクダサイヨー』とかって先にアドリブ入れてきたのはソッチニャ、罰としてオマエサンもしゃべるニャw」


「んなっ!え!ガチで?サプライズすぎ…ほんとにやるんですか…?あ、そー…りょーかいです。ナマエさん魔王になってもあいかわらずふざけてますね…」


「ニャッハッハ、あいかわらずって、そのセリフそのままお返しするニャw ホントは全然緊張してないでしょww

あゴメン放置してた、そっちのオフタリサンは戻っていいニャー。それともいっしょにフリートークするかニャ?あ、はやっww」


「あー、おつかれさまでーす…あとでさっきの件きっちりお話しましょうねぇ」



「んじゃーさっそく、まずはオイラ達が魔王になったいきさつニャ。ホイ、どぞ!」


「えっ!いきなりボク!?もーむちゃぶりエグいんですけど…

えーっと、ボク達は元々冒険者だったんですけど、1ヶ月前魔王を倒しまして、ゲームクリアしたんです。それで、その特典として魔王やりませんかー?って誘われたんですよね」


「そーそー、断ると埋めるよーって脅されたニャw」


「あははは、これはまじです、もうやるしかないじゃんって。いやでもすごくないですか!?ラスボス倒したら次のラスボスに選ばれちゃったんですよ。ほんと変なゲームですよねー。あ、魔王を倒したらこのゲーム終わるってうわさがありましたけど全然そんなことないです。まだまだ続くしなんならもっとパワーアップしちゃうんですよね??ナマエさん」


「ナイスパス!自然な流れ!」

「いいんですよそういうこと言わなくてw」


「大型アップデートするニャ!魔人になれます!ヤッタネ!」


「…うん、急!説明ヘタかw ちゃんと説明してください」


「あ?なんでオイラが説め」

「じゃあもう全部ボクがやるんで黙っててくださいねっ!」

「イーヤ黙るのはオマエサンニャっww

いままではタイトル画面でニューゲームを選ぶと冒険者としてゲームを始められたニャ。そこに新たに『魔人モード(仮)』が加わるニャ!魔人は人間と相対する存在!魔王の手先!つまり敵キャラがプレイできるようになるニャ!」


「とはいっても戦う意志のない人を攻撃してはいけません。プレイヤー同士のバトルを楽しみたい方向けのコンテンツになります。非戦闘系の人たちに手出しするような魔人は魔王の名の下に粛清します。だからのんびりプレイしたい方は安心してくださいね。お願いだからみんな戻ってきてねー」


「もうちょっと魔人モードについて説明するニャ。最初はみんな魔精レベル1の状態で、ほかの魔精達と"蠱毒"をやってもらうニャ。密閉空間内で食うか食われるかのサバイバルゲームをやって、勝ち残った者だけが魔人としてようやくこの世界に産み落とされるニャ。負けたらタイトル画面に戻って最初からニャ。

魔人には職業とかなくて、自分の好きなように成長できるニャ。ついでに言うと食べ物を食べる要素とか空腹状態とかもなくなるニャ。レベルが上がっていくと階級が上がっていって、隊長になったり将軍になったり、四天王に昇格したりするニャ。上役になればオイラ達ともオハナシできるからがんばるニャ」


「大事なあれを忘れてません?ボク言ってもい」

「あ、一定レベル以上の魔人は銃火器が使えます〜www」


「はぁ…言っちゃうし」


「冒険者は気軽に扱えなかった銃を使いたい放題ニャ!冒険者諸君はこれから銃の対策も必要になってくるニャ〜これは大変だニャ〜ww」


「魔人モードは、ただいま絶賛開発中です。リリースは夏頃って言ってたかな?なんかすでに遅れるかもって言ってたし、気長にお待ちくださいね」


「プレイアブル魔人の発案者はコイツだニャ。エンジニア達はオマエサンのコト恨んでるだろーニャ〜w いまごろ不眠不休で血の涙を流しながら働いてるニャw」


「そんなぁー、かわいそう…

あのときね、ゲームクリアしたとき、『リンクルーツをアップデートしたいんすけどなんかいい案ないっすかー?』みたいなことを言われてね、さっきのルージュさんに。思いつきで提案してみたらノリで採用されちゃったんですよね。なんかすいませんほんと…悪いことしちゃったな…みんなちゃんと休んでね、働き過ぎはだめだよ。

そう、で、詳しいことは公式サイトとか公式SNSで発表されると思いますのでそちらをご覧ください。あ、さっきお伝えした事ももしかしたら変更になるかも。みんながんばってますからね、いろいろご不便をおかけすると思いますが怒らないでねー。

…以上ですかね?ほかに言うことありましたっけ?」


「んニャー…あー、今後のラスボスクエストだけど、オイラ達を倒したら次の魔王の座はその冒険者に引き継がれるニャ。魔王やりたいヤツは挑んでくるがいいニャ、返り討ちにしてやるニャ。ちなみにー、魔王に就任したら…お金がもらえるらしいヨ」


「急に声ちっちゃくなるし…」


「ただし、魔王に挑むのもタダじゃないニャ。"魂の保険料"をいただくニャ。タダでヤってもいいけど、そっちが負けたら魂とセーブデータはもらうからそのつもりで。こっちも命懸けだニャ、文句は言わせないニャ。

そんなもんかニャ?」


「あのーあれってどうなってるんでしたっけ、ナマエさん発案のアニメ化の件」


「さあ、知らんけど。水面下で動いてんじゃね?あんまりうかつに情報出さない方がいいと思うニャww」


「え…はっ!!これ言っちゃダメなやつ??!やばっ!みんな聞かなかったことにして!お願いっ!あああーやっちまったーー 生放送こえ〜!ほんとごめんなさい!ほらぁ段取り無視するとこういうことになるんですよ〜」


「ハイ、アニメ化しますwww」


「こらぁ!強調しちゃだめでしょーw」


「あーおもろwww というわけでそろそろ終わりにするニャ、これ以上話すといろいろヤバそうなんでw

どう?おもろかった?おもろかったよニャw これから新生魔王の活躍に期待するニャー。あ、『次回作にご期待ください』ww」


「ちょっと待って!打ち切りなの??急にしめるんだから。シードルさんと靱負さん…じゃなかったトワイライトさん来て来てー。

はーい、えーリンクツーツどんどん進化していきますので、これからも楽しんでもらえるとうれしいです。みんな遊んでね。おふたりも、なんか、ひとこと…」



「「…」」





「無言!もう!」

「放送事故かニャw」「かかってきな!人間ど も…」

「被ったwwww あもう時間ないって、見てくれてありがとニャー。んじゃねー」

「ばいばーい、ありがとうございました〜。わぁ〜」








































魔王討伐から数日後、都内某所────






「レビン」

「わあびっくりした!え、ナマエさん…?あははははははははwwww まって、ははははは……

あはははははっwwwww」















おしまい







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