I' ll be back
送別会もモチロン鳥パーティだ。
今日はキラさんとトワくんがバーベキュー焼き係りに徹している。
煙モクモクの中、みんなのリクエストに答えてジャンジャン焼き上げている。
「コレは!こんな旨いモノがタタ村にはあるのか~」
叫びながらお肉を食べまくるホトちゃん。
「おいしーよね。シロもビックリしたよ。頬っぺた落ちちゃうよ~」
大きい体をクネらせて、シロも食べまくる。
今夜もいやみ鳥は大好評だ。
隣のテーブルではジュウが男衆に囲まれている。
「追いつめられたら、無理はするな。逃げることも大切だ」
「そうだ、逃げろよ」
「ミーナは連れて逃げろよ!」
変な?でも愛のあるアドバイスを貰っている。
ミーナちゃんも揉みくちゃにされている。
「モモちゃんとシロの後ろを歩くのよ」
「干し肉は炙り過ぎたら硬くなるからね」
「アロエーネも入れた?日焼けに効くわよ」
「次に会う時は、ミーナも娘さんになってるのかしらね」
「人間とは愛情深いものなんだな」
ホトちゃんは私の肩にぶら下がって、別れを惜しんでいるみんなの姿を眺めている。
「家族同然だもの。別れは寂しいよ。でも新しい出会いもあるよ。シロとホトちゃんにも会えた」
ホトちゃんは恥ずかしそうに、シロは全身で嬉しそうに「そうだな」「そうだよ~」顔を見合せてクスクス笑っている。
「サバクポニーを1頭だけ用意できた。内陸砂漠を渡るのに必要だろう」
砂漠を渡る、ラクダ代わりの馬。
村の皆からの餞別だ。
「貴重なポニーをありがとうございます」
「旅先でも魔力の訓練は続けろよ。申し訳ないが、ジュウとミーナを頼む」
お世話になった鬼教官と髭もじゃさんに、私も頭を下げる。
「私のベストを尽くします」
鬼教官ダイさんの目に、涙が浮かんでいるように見えた。
髭もじゃタダノさんの目にも。
少し離れた所から見守っている、ぷるるんヨウウさんの目にも。
私たちは飲んで食べてはしゃいで、沢山の話をした。
明日の朝、私たちは旅立つ。
ウエスリア大陸を私たちは歩む。
シロ、ホトちゃん、ジュウ、ミーナちゃん
これからも宜しくね。
私たちの歩く道はきっと長く続いている。
待ってろよ、ウエスリア大陸!
ウエスリア大陸へようこそ!
ここ迄読んで頂いてありがとうございました。一旦終わらせて、少し充電して、またオトボケ旅話を投稿出来ればと思います。話を練らなければ……。本当にありがとうございました。
『GOGO !ファイブスター』繋がっていく話を投稿し始めました。




