最終決戦
あれから月日は経ち、魔王が来ることはなく三つの街道が完成した。
僕のキャパシティが耐えられるかわからなかったので三段階に分けて開通させた。
第一段階、タオカ山との街道の開通。
力がみなぎってる。
第二段階、リナータ山との街道の開通。
力がみなぎってる。
第三段階、バスク山との街道の開通。
力がみなぎってる。
完成だ。
僕には神々の力が流れ込んだ。
【攻撃力がMAXに上昇しました】
【防御力がMAXに上昇しました】
風水レベルはもうMAXだから戦闘能力が上がった。
シン・ド・ジュクから西のほうを見ていたら空と陸が黒く染まっていた。
あいつが来た・・・!!
僕は見張りに行って警報を鳴らさせた。
ウーーーーウーーーー
物々しい雰囲気があたりに立ち込め、シスターとセシル率いる魔導士たちが魔法を放つ。
魔導士A「ホーリーアロー!」
魔導士B「フレイムアロー!」
冒険者ギルド長「今回もまたすごい量だな」
警備隊長「しつこいんだよあいつ」
商工会議所長「叩き潰してやる」
建築ギルド長「ひさびさに腕が鳴るなあ」
シスター「頼もしいですわ」
冒険者ギルド長「よし!俺たちは魔物たちが城門を突破しないように城門を守るぞ!」
警備隊長「おうよ!」
商工会議所長「任せとけ!」
建築ギルド長「ここが見せ場だな」
シスター「私たちも負けていられない・・・ホーリーバースト!」
チュドーン!!
シスターの放った魔法の爆弾は魔物の群れのゆうに一割を吹き飛ばした。
あたり一面突風が吹いてくる。
冒険者ギルド長「なっ・・・!すごい威力だな!」
警備隊長「腕を上げたな・・・!」
シスター「あら、神々のご加護かしら・・・」
商工会議所長「恐ろしいな」
建築ギルド長「くわばらくわばら」
シスター「まあ」
「シスター、僕は最前線に立ってきます」
シスター「わかりました、お気をつけて」
「おおおお!!」
僕は魔物の群れに一人で突っ込んだ。
冒険者ギルド長「ちょ、待てよ」
警備隊長「俺たちの分も残してくれないと」
商工会議所長「見せ場がなくなっちゃうよ」
建築ギルド長「そうだそうだ」
おじさんたちは急いで僕の後に続いた。
魔王は最前線にいた。
魔王「待っていたぞ、お前が最終段階までパワーアップするのをな」
「し、紳士なんだな!」
僕は動転して変なことを言ってしまった。
魔王「ん?紳士?まあいい、ここでお前との因縁は晴らさせてもらおう、くらえ!」
魔王はエネルギー弾を放つ。
「スキル、不動の心!!」
僕はエネルギー弾をガードした。
魔王「何!?あのぼんくらだったお前が!?」
「ぼ、ぼんくらとはなんだ!」
僕は久々の戦いに気が動転していた。
「(痛い・・・耐えられるけど痛みはあるのか、しかし街の方へはやらせない)」
僕は痛みに耐えながら魔王の方へ手をかざした。
「竜巻!!」
ぶおおおっと巨大な竜巻が魔王の周りを取り囲む。
魔王「何っ、何だこの強さは・・・!?」
魔王の周りの魔物たちがはるか上空へ舞い上がっていく。
「重力攻撃!!」
魔王以外の魔物たちが地面に叩きつけられる。
魔王も重力に押し潰されそうになる。
魔王「ぐううっ・・・!!ふん、我が眷属どもは相手にならんようだな、くらえ!!」
魔王は僕の方へ手をかざして連続でエネルギー弾を放った。
バシュバシュバシュバシュ!!
「不動の心!!」
僕はとっさにガードした。
「ぐううっ・・・」
痛い・・・
痛すぎる・・・
これは短期決戦で決めないとまずい。
「疾風迅雷!」
僕はダッシュして魔王の顔面を思いっきり殴る。
ボコオオオッ!!
鈍い音と感触がして魔王が吹き飛ぶ。
嫌な感触だ。
魔王「ぐううっ・・・強い・・・俺はこの程度なのか・・・認めん・・・!無限細胞分裂!!」
ボコボコボコボコ
魔王は分裂して魔王の分身を作り上げた。
魔王は合計5体になった。
魔王「ふふふ、進化してるのはお前だけじゃないんだよ、以前は弱い魔物しか生み出せなかったが俺自身を生み出せるようになった」
まずい・・・
魔王と同じ強さの分身が増えたらそれこそ負けてしまうかもしれない。
うろたえているところに後ろから気配がした。
セシル「疾風迅雷!」
セシルが飛び蹴りで魔王の一人を吹き飛ばした。
セシル「ホーリーアロー!」
セシルが吹き飛ばした魔王の一人に光の矢を放つと魔王の片割れの頭を貫通した。
「ヘッドショット!?」
魔王の片割れは動かなくなった。
セシル「しっかりしてください!分裂したってことは一人一人は弱くなった可能性があるから神の加護をもらった私やお姉様でも相手できますわ!」
シスター「カエデさん!」
「シスター!」
魔王「ぬうう!行くぞお前ら!」
四人の魔王は僕たちにかかってきた。




