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総力戦

冒険者ギルド長「ちっ、浮いてやがったら新武器で殴れねえぞ」


「僕の重力攻撃で地面に叩きつけます!」


警備隊長「なるほど!」


商工会議所長「袋たたきだな」


建築ギルド長「よし!その作戦で行こう!しかし雑魚が多いな」


「冒険者のみなさん!魔法で援護してください!」


冒険者たち「了解!」


魔法が使える冒険者たちの手によって魔物たちの数は減っていった。


魔王「ちっ、魔法を使える奴らがいたとは、見てろ」


魔王は街に向けて手をかざした。


魔王「はーっ!!」


魔王の手からエネルギー弾が輩出された。


「まずい・・・!!」


ドゴッ!!


城壁の一部が壊れた音がした。


「今だ!重力攻撃!!」


魔王「ぐっ・・・」


ドゴッ!!


魔王が地面にめり込む音がした。


冒険者ギルド長「今だ!袋たたきだ!」


バキッ!!


警備隊長「くらえ!」


ボカッ!!


商工会議所長「この前のお返しだ!!」


ドゴッ!!


建築ギルド長「これでもくらえ!!」


ボゴオ!!


4人から滅多打ちにされる魔王だが決定打にはならないようだった。


魔王「貴様らアァ!!」


魔王は4人全員にそれぞれに高速でパンチやキックをかましていく。


冒険者ギルド長「ぐふっ」


警備隊長「がはっ」


商工会議所長「げはっ」


建築ギルド長「ふぬぅ」


「みなさん!!」


シスター「ホーリーアロー!!」


聖なる光の矢が魔王に飛んでいく。


魔王「ぐはあ!!」


シスターの放った聖なる光の矢が魔王の体を貫く。


魔王「ぐふっ、やるな・・・また力を蓄えねば・・・」


「待て!決着をつけてやる!」


魔王「さらばだ異能者よ、また会う時まで」


そう言って魔王は消えた。


残りの魔物たちは冒険者たちが倒していった。


魔王の強烈な一撃を食らった4人は珍しくのびているのであった。


冒険者ギルド長「ぐう、いてえ」


警備隊長「な、情けねえ」


商工会議所長「一矢報いたぞ、ガクッ」


建築ギルド長「いてて、強すぎだろ、あいつ」


「みなさん大丈夫ですか!?」


冒険者ギルド長「ああ、なんとかな、いてて」


警備隊長「なんて強さだ」


商工会議所長「zzz」


建築ギルド長「城壁が壊れちまったな」


「また直せばいいじゃないですか」


冒険者ギルド長「しかし俺たちの力で魔王を撃退したな」


警備隊長「そうだな、それだけは功績だ」


商工会議所長「zzz」


建築ギルド長「こいつ寝てるのか!?」


かくして魔王のシン・ド・ジュク侵攻は僕たちの力で防いだのだった。



僕は今回の魔王侵攻によって僕は自分の力不足を痛感した。


もっと強くならなければ・・・


抜本的に強くなる必要があった。


しかし環状に街を繋げてしまったのでこれ以上は・・・


僕は風水の陰陽太極図を思い出した。


そうか、新宿から秋葉原まで繋がる中央総武線・・・


陰陽太極図を模倣するために更に街道を繋ぐ必要があった。



街道の内側の王都まわりの町々はインテリ気質でかなり扱いにくいことで有名だ。


名家の領主などが軒を連ねているので交渉は至難を極めるだろう。


だがやらなくてはならない。


魔王を倒すために。



学校の卒業生で優秀な人が役所に集まってきたので僕は内政の仕事を徐々に任せていくことにした。


学校の校長にはシスターを指名した。


学校の卒業生で優秀な人がいたらと思ったが、彼女が一番適任だった。


僕はそれなりに財を築いたので自由に動けるようになった。


町々との交渉に労力を割ける。



財閥や名家との話し合いは難航した。


おじさんたちのいつものノリも通用しなかった。


冒険者ギルド長「ちっ、取り付く島もないな」


警備隊長「うーん、メリットを提示しないとだめかもな」


商工会議所長「住む世界が違うって感じだな」


建築ギルド長「王様に相談してみるか?」


「そうですね、それがいいかもしれません」


僕たちは王都へ向かった。



王様「よく来たな、カエデ・ミナトよ、何の用か?」


「はい、町と町を繋いで結界を作ることには成功しました」


王様「お前の能力か?見くびっておったな」


「はい、この前の魔王の侵攻で苦戦しまして、さらに結界を強化したいのですが」


王様「なるほど」


「新しく街道を通すのに財閥や名家の方々がなかなか了承してくれないのです」


王様「外周を囲うだけではだめなのか?」


「はい、とある国の考え方で陰陽太極図というものがありまして、(図を見せながら)それを完成させるためにはこのように描く必要がありまして、それには財閥や名家の方々の協力が必要なのです」


王様「なるほど、わかった、私の方からあやつらにお願いしておこう」


「ありがとうございます」


とんとん拍子に中央街道開通案が決まった。

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