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妻と私はくだらない!  作者: テイる
6/6

最高で最悪

---終わった初デート---



 観覧車の恐怖が終わり、フラフラな状態にて地に足をつけた・・・地面って素晴らしいと素直に思った。

私の高所恐怖症は重症だ・・・仕事で三段脚立から転落したり、片かけ脚立が滑り転落して・・・それからは高所に行く・・・いや、ショッピングモールの2Fから1Fを見下ろすだけも足が竦んで動かなくなるレベルだった。



「なんか・・・ごめん」



 私はただただ、それしか言えなかった。彼女は少し、無言のままだった。

これは終わったなと思いつつ、しょんぼりして歩いていた・・・



「・・・ふ、ふふ、ふふふ、はははw何これw自分でノリノリだったのに高いところ怖いとかw面白すぎだわwこれからデートのたびに高いところ行こうw」



 彼女は笑いながらそういった・・・鬼だと思った・・・思えばこのあたりから・・・私は彼女に勝てないのを実感した。



「ちょっ、高いところは勘弁して・・・」



 慌てながら、私は彼女に高いところに行かないように説得した。彼女はニヤニヤしながらそそくさと逃げていった。




 その日は、その後にショッピングモール内をぐるりと回って帰宅した。

このデートは記憶の中で最低で、最高のデートだった事を私は忘れないと思います。





---続く---

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