表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
特殊能力専門学校のヤンデレ美少女  作者: サウスのサウス
ヤンデレ美少女遭遇偏
9/21

第七話 合同授業

お昼休みが終わり、迅はぎりぎりで教室に戻った。

教室の扉を開けると、複数の視線が迅を射ぬく。


「・・・・・」


その圧力に耐えきれず、無言で扉を閉めようとする迅たが、それを抑える男が一人・・・


「おっと!親友。教室はここであってるぜ!」


そう、忌々しくも運動能力の高い、親友の伊藤だ。

伊藤は扉をぐっとあけると迅の肩に素早く手を伸ばしてきた。


「なあなあ・・親友よ・・・デートは楽しかったか・・ええ・・・」

「顔近いわ!離せ!」


物凄い迫力で顔を近づけてくる伊藤に迅はなんとか抵抗して離れようとする。


「如月ぃ!」


そんなやり取りをしていると、廊下を集団で歩いてくる連中が迅のほうをみて叫んだ。

迅は自身の後方に目を向けて言った。


「誰だか知らんが呼ばれてるぞー」

「テメぇに言ってんだよ!」


怒鳴る男に迅は仕方なく視線を向ける。

そこには顔に複数の絆創膏やらを張ったなかなかの怪我具合の上級生がいた。

とりあえずなんだか怒気を感じた迅は相手を誉めることにした。


「素敵な顔面ですね!先輩!」

「おちょくってんのか!」


逆に怒ってしまった、先輩は迅に近づくと、胸ぐらをつかんで持ち上げようと・・・


「おっと、先輩。俺の親友に何の用です?」


したところで伊藤に止められた。

そんな伊藤を睨んで先輩は言った。


「テメには関係ないだろ。」

「いやいや、俺の親友なんだから俺も関係者でしょう?」


だが、そんな先輩に怯まずに伊藤は堂々と言い切った。

そんなカッコいいやりとりをしている間に迅はしばらく考えて答えがでなかったことを聞いた。


「先輩。」

「あぁ!」

「今さらですけど、どちらさまでしたっけ?」


その台詞で先輩は面白いように怒りで顔を歪ませた。


「ほほお!覚えてねぇか!昨日のした相手をよ!」

「昨日?」


しばらく迅は考えて、ふと、昨日の美少女・・・今は俺の彼女に襲いかかっていた男のことを思い出した。


「ああ!あのときの強姦の先輩ですか!」

「してねぇよ!」


そう迅が大声で叫んだ瞬間回りの生徒は小声で「強姦って・・・」、「やっぱりモテないから・・」、「ないわー」などの話をはじめた。

そんな空気に顔を青くする先輩に迅はさらに追い討ちをかける。


「いやー!昨日は残念でしたね!いつもは女の子を集団で襲っていたぶるのが好きな先輩が、逆にいたぶられるなんて!」

「そ、そこまでやってねぇよ!」


焦る先輩。迅は余裕の表情で無情にも最後の台詞を先輩に叩きつける。


「それで?用件は何ですか?強姦先輩?」

「やってねぇーよ!」


いたたまれなくなった先輩は走ってこの場から離脱していった。


「なんだったんだろ?」

「さあ?」


そんな姿を見送りながら迅は自身の行いの意味をまったく理解していなった。



今日の午後の授業は特殊能力の練習がメインだった。

この学校は普通の授業カリキュラムにプラスで特殊能力についての座学や実習を行い、生徒達の力を高めることも目的であった。


特殊能力の実習はクラス合同でやることもあれば、自身のクラスのみの実習もある。


クラスは全部でAクラス~Eクラスまでの5クラス存在し、力の高い順からクラス分けされる。

それがすべてではないが、故に超優秀な生徒が多いAクラスに比べて、迅の所属するCクラスは比較的平均的な実力のものがほとんどだ。


そして、午後の実習は今回、AクラスとCクラスの合同授業になった。

さて、ここで問題になってくるのは、果たして件の美少女がどのクラスなのか。


「えへへ、迅・・・」


答えはもちろん・・・というか優秀な迅の彼女はAクラスだったりする。

そうなると、当然のように迅の隣には紗耶が来て、結果的に周囲からの視線はひどくなる。


(なんだろ・・・幸せなのに辛い・・・)


結果的に迅は美少女の彼女ができて、嬉しい気持ちと周りからの視線で物凄くストレスがかかっていた。


そんな空気などお構いなしに講師の先生は説明を続ける。


「みなさんが、使えるこの力を、正しく社会に役立てるには知識をつけるだけでなく、常日頃からのたゆまぬ努力なにより・・・」


耳に蛸ができるくらい聞いた説明に皆はほとんどスルー気味に聞き流していた。


「えへへ、迅のにおいだ・・・」


そして、そんな周りなどどうでもいい紗耶はひたすら迅に甘えていた。


(まあ、仕方ないかな・・・)


なんだかんだ言いつつも結局紗耶の行為に頬を緩めている時点で迅も結構なバカップルぶりを発揮していたが、本人たちはそれには気づかなかった。

恒例になったかな?落書きコーナーはっじまるよー!


この(以下略)



授業中の周りからみた二人の会話


「えへへ、迅・・・」

「あんまり、くっつくなよ?汗臭いかもだし・・・」

「でも、私、迅の臭い好きだよ?」

「でも・・・」

「それに、迅にこうしてすりすりしておけば私の臭いが迅に移るかなって。」

「何のために!?」

「もちろん。縄張りの主張だよ?」

「・・・・・」

「冗談だよ。」

「だ、だよな。いやービックリした。紗耶は冗談が好きだな。」

「ふふふ・・・」

「ははは・・・」

(まあ、でもこうしておけば他の女に浮気したらすぐに分かるしね・・・)

「・・・?紗耶?何か言った?」

「うんうん。何でもないよ。迅~」

「はいはい。よしよし。」


(((((リア充爆発しろ!!!))))

周囲の人間の内心が被った瞬間であった。



さあ、ここから紗耶にどんどん頑張ってもらいますよ!

あとは、あんまり出てない特殊能力についても少しづつ・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ