各話あらすじ
◆第一部 呪物編
鵺の血を悪用した呪物を流す〈商人〉との遭遇から、嗣巳の身体を取り戻すまで。
【第一幕】小袖の手――版元×遊女(故人)
想い人であった遊女の死は、病か、他殺か――。
彼女が花の名に託した想いとは?
絵師と版元の出会い。
「幽霊と化物は、別もんだろ?」
【第二幕】時花神――菓子職人の少女→鵺
江戸市中で社が破壊され、愁水の依頼者が負傷する事件が立て続けに起きた。
裏で不穏な動きを見せる嗣巳を警戒しつつ、愁水は化物と化した〈時花神〉を救うため奔走する。
〈時花神〉は、花が散るように、一時だけ栄える神。
嗣巳に想いを寄せる和菓子職人の少女は、その神に、何を願ったのか。
【第三幕】百々目鬼――男装の少女→絵師
人間が、化物となる事件が発生。
鵺の一部で造られた酒を追い、愁水が出会ったのは盗賊団の女首領と、男装の少女・真澄。
雪の間の一時、疑似家族のような時を過ごした〈はぐれ者〉三人が迎える結末とは。
【第四幕】ミシャクジ様――敵対する一族の当主×姫
封じられた土地神を救うため、山間の村落を訪れた愁水と嗣巳。
愁水を庇って銃弾に倒れた嗣巳は、慣れた様子で傷の手当てをする愁水の姿に、かつての〈泣かない童〉を思い出す。
嗣巳だけが知る、愁水の過去とは。
【第五幕】夢見草――陰陽師の当主&絵師/桜の花妖→絵師
別々の依頼者から一枚の絵に辿り着いた、因縁の陰陽師と絵師。そうとは知らずに相対した宿敵に、愁水が抱いた印象は――。




