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レベルアップが命取り?建内 日葵と不思議な服  作者: 和琴
”宝珠を手放した勇者の宿命” - あらがう者こそ真の勇者なり
379/394

脱出不可能 -覚悟を決めよ

ちょっと精神的負荷が大きいので注意してください。

余り続かないよう今日中に終わらせます。

私は走っていた。

ともかく走っていた。


(大丈夫、走る間は思考制御してあげるから。

この距離なら…少し遅れてもギリギリ着くはずだよ。)


そうみたいだね…それに、ズルは出来ない。


息を切らす感覚はあるが、薄い。

ペンダントの力で思考制御してもらっているからだ。


その間に、出来る限り話すことを考えないと。


王との会話の後…暫くして

ゼンは私の目の前でこう言った。

「私が王の要望を元に仕組みを考えたさ。

お前の胴に縛り付けた魔具は

常にお前の位置を送信する。

もしも速度に異常を感じたら

頻繁に報告を聞いている王様が怒るぞ?」


胴に頑丈に縛り付けられたロープに

宝石の付いた魔具が付けられている。

それにもう一つ魔具があった。


「もう一つはね、王都への方向を

示す魔具さ。

大きく逸れたら、その時は震えるからね。

全ての道は王都に通じている…

ほら、如何に王の権力が腐っているか

分かるだろう?」


私はその魔具を…苦々しい目で

見つめるしかなかった。


走り始めてから、1日…

どんな言葉を求めて…


私が…考えた…

権力と…恥…がカギ…。


どちら…!!

っつ…


同じで…


立派だと…満足…それが…


(日葵ちゃん、かなりいいペース!

一回休もう!

リスク込みで、神の荒野付近を歩いたかいがあるよ!)


だめ、…休んだら…

むこうも…分かる…


(雨が降ってきたよ!休もう!

昨日は結局倒れちゃったし、まだ二日目の夜明けだよ…?)


大丈夫…鎧の中にレーションと

水の補給装置が…ある。


むしろ、気温が下がって

今のうちに行きたい…。


今は…考えずに進みたい。

あと少しで…王都…!


(日葵ちゃん!ワイバーンが来た!)


…!


そして…

(日葵…よく立ち上がったね。)

…うん


(考えたんだけど)

うん


(王を説得する以外ない)

うん


(どうして何も言わないの?)

(何も傷つけたくないから?)

うん


(王も?)

うん


(あ、石に気を付けて、デコボコがある)

うん


(どうして何も言わないの。)

体が熱い息がつまる考えたくない


(でも、かんがえてるんだよね)

うん


(肩…痛い?)

冷えて助かる


(よかった、霊気の止血が利いてて)

うん


フラリスさん…


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