51 やってきたぞドワーフ本星
今、俺達は待っている。順番待ちだ。
宇宙ステーション全体が改札口になっている。その惑星に入るではそこを通らなければいけない。
そんな宇宙ステーションが6つもあるのだ。
しかも、その6つを結んでバリアを張って惑星を一つ丸々守っている。
バリアはこっちからは内部は見えない。だから、ここからだとその星はまだ見えない。
ちなみに宇宙ステーションは目下2つを増設中だという。
列に並んで2日待って、先ほど俺達の番も来ると連絡があった。
と言うわけで、行く先はもちろんドワーフ本星だ!
このバリアはドワーフ星系の中でドワーフ本星だけで他のドワーフ星にはないそうだ。
ドワーフ本星はドワーフ星系の一つで、ドワーフ弐星、ドワーフ三星と続く。拾六星まであるって聞いた。
テラフォーミングをしてドワーフの住んでる惑星を広げていったのが始まりと言われる。
元々あった惑星がドワーフ本星だ。
しかし、なぜかドワーフはドワーフ星系を手に入れただけで他の星系に手を広げたりはしなかった。
謎である。
ドワーフに創造されたバトゥも聞いてもわからないって言うし……ドワーフの生き様とかそういうことらしい。
ムギホシは「エルフの道」とか言ってるし種族によってそういうことがあるのだろうか?
ヒューマン族はなさそうだけど……。
あ、猫が好きとかあるかもしれない。
猫自体もこの宇宙では見たことはないけどね。
ケットシー族にドワーフ本星で会えるといいな。
「コスモ・ル~チュがあればそれだけで幸せだミャ」
虎鉄のいつものお言葉が出たから、そろそろ行くとするか!
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あれがドワーフ本星か。
俺の地球にいた時の感覚だとドワーフって鉱山夫のイメージだから茶色とか赤茶色だと思っていたが違った。
なんと綺麗な青色だったのだ。
大気圏を抜けて、もっと近くから見てみるとしよう。
海と大陸が碧と蒼に彩られている。
都市が見えてきた……建造物は碧色と白のカラーリングで統一されているみたいだ。
エーゲ海にある島を未来的にして発展のようなと思うのは俺だけだろうか。まぁエーゲ海がわかる人っでこの宇宙では俺くらいなもんでしょうけどね。
「あんな綺麗な都市みたことないな~」
「本当にキレイだニャァ~。この星ならスペース・チュ~ルもありそうな予感がするニャ」
「200年前はよく覚えていないわ。でも青色の街は覚えているわ」
「私はよく覚えています。ようやく帰って来れたのですね」
バトゥは実感を込めてそう言った。
とりあえず宇宙港に着陸して、その後どうするか相談してみよう。今まで先延ばししてきたけど、さすがにドワーフ本星に着いたら話をしないといけないなぁ。
虎鉄もムギホシもわかってると思う。
俺は別れたくはないけど……。
二人ともそれもわかってると思うけどね。
次回からは不定期になります。1週間毎とか……すみません。
読んでいただき本当にありがとうございます。
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