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09 新しい仲間

ブクマがまた増えてました!


読んでくださってる方、ありがとうございます!

「これ、目を覚ますのじゃ」


ゆさゆさ


「ああ、朝か?」


「何を寝ぼけておる」


・・・あ!そうだった!

俺は、さっき少女を保護(誘拐)したんだった。


「で、さっきの少女は?」


「ここです・・・」


なんとも、弱弱しい声がした。


「なんだ、そこにいたのか。

 で、お前の名前は?」


「・・・ステラ、です」


「そうか。

 ステラは何であんな所にいたんだ?」


「・・・逃げて、きました」


「誰から?」


「ご主人様です」


「お前はメイドだったのか?」


「いえ、そうではなく・・・」モジモジ


こいつ、歯切れが悪いな。


「じゃあ、何だ?

 お前は何で逃げてきた?」


「・・・奴隷でした」


あーー、なるほど!

大体状況がわかった。

大方、やばいミスでもして、

逃げ出してきたってとこだろう。


「なあ、魔王。

 奴隷って逃げても大丈夫なのか?」


「いや、大抵は指名手配されて、

 捕まれば主人に殺される。

 かくまったやつも同罪じゃ」


「首輪に爆弾とかはないのか?」


「爆弾とは爆裂魔法のことかの?

 そんな、たいそうな仕掛けは無いわ。

 単純に首輪が閉まる程度じゃ。

 それで、奴隷を教育するらしいの」


「ふーん。

 じゃあ何でこいつの首輪は閉まってないんだ?」


「バレるまえに魔法の圏外に逃げたのじゃろ」


「運がよかったんだな」


「違うわ!こやつをよく見るのじゃ!」


「・・・見たけど?」


「お主は本当に鈍いのぅ」


「いいから教えろ」


「こやつは獣人じゃ。

 それも、足の速さでは獣人族最速を誇る

 アユバトゥス族じゃぞ!」


「ふーん、すごいのか?」


「一応、珍しいほうかのぅ。

 まぁ、魔王であるワシには

 到底及ばないがの。ふっふっふ」


「そっか、お前って珍獣の類だったんだな。

 今まで、人として扱ってごめんな」


「何を言うておる!

 ワシは人じゃ!」


「はいはい、

 お前は、俺達凡人と同じ人なんだな」


「一緒にするでない!」


どっちだよ・・・


「あの・・・」


「ああ、悪かったな。

 ステラ、お前は行く当てがあるのか?」


「・・・」フルフル


「じゃぁ、俺の下で働かないか?」


「でも・・・」


「ああ、首輪のことなら心配はいらない。

 魔王、お前のテレポートで首輪だけ取ってやれ」


「しかたないのぅ。テレポート!」


首輪と一緒に魔王も消えた・・・




三分後

「ただいまじゃ!」


「お前、どこに行ってたんだ?」


「少しばかり、お花を摘みにのぅ」


「ああ、トイレか」


「違う!花摘みじゃ!」


「花はどこにやったんだ?」


「うぅ、さっき花瓶に飾ったのじゃ!」


「わかったよ。

 魔王はトイレなんて行かないんだよな」


「当り前じゃ!」


こいつは、アイドルでも目指してるのか?


「それで、ステラはどうする?」


「よ、よろしくお願いします。・・・ご主人様」ぼそっ


ミレイが仲間になった。

しかも、俺が弱みを握っているから

逆らうこともできない。


くひひひ。こき使ってやるぜ・・・













ステータス

名  和也

種族 人間

称号 魔王の使い魔

レベル 1

歳  16

HP 10/10

MP 10/10

力  20

守り 20

魔力 20

素早さ 10

賢さ 1000

運  1000

スキル なし







現在のダンジョン

 コア 赤

・DP 150



明日は一日中暇なので

ずっと書いてようかなw

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