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>謀略による秩序と自由による混沌



謀略の「秩序」と「自由」の混沌ですか


現実世界の根源的問題を反映しているせいか

昔から繰り返し語られてきたテーマです。


この物語風にいうなら


現状は日本という国が「軍事大国の正義」に属して

第三世界の「庶民国家」の上に先進して「貴族国家」として君臨しているので

「自由による混沌派」より「謀略による秩序派」が強いようですね



快楽主義を肯定するとしても質的か量的かで判断を争う以前に

快楽主義を肯定して「幸福と利益を同一視する」かどうか


という問題まで考えると

もっと多くの意見が出るでしょうが


テーマとしてこの二つを昇華した観点へと導き出すというなら

この両者の対立は物語的必然なのでしょうねぇ。


昔の日本では

喜怒哀楽という言葉があるように

喜びという感情と楽しいという感情は別


嬉しさは認定と共に

喜びは達成感と共に

楽しみは楽さと共に

愉しみは悦びと共に

などの細かなニュアンスと明るいもの暗いもの

様々と判断しますが


快楽主義を肯定して

「最大多数の最大幸福」を語る者は

アブラハムの宗教の影響なのか

そういった分別をあまりせずに

「幸福=神(権威)の奴隷である幸福」


といった考えをするひとが多いようです。


そこらへんを考えると「謀略による秩序派」が多いというのは

冷戦終結後の日本が単純思考のアメリカ化していってるという事なんでしょうか。



ちなみに私は

このテーマを語る物語を幾つか拙作で語りましたが


二作で同じ事について書いているのに

感想ではなぜか片方が「謀略による秩序派」の肯定

もう片方が「自由による混沌派」の肯定

だと思われる事が多いようです。


これも

愚民化政策として御用マスコミが好んで使う手法

「事実の単純化と二元論化」が定着した弊害なんでしょうかねぇ。


この物語はそういう事を考えさせてくれる物語で


「謀略による秩序」は滅びへと向う偽りの秩序で

「自由による混沌」は「皆のための自由」と「我欲のための利己主義」を混同させる偽りの自由


そういう事を示す暴力原理の否定の物語なのでしょうね。



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