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嘘でなければ良いですか?  作者: ふぁうんだー
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曖昧ですけど良いですか?

 隣にいる女子の発言が嘘だなんて、誰にも分からないが俺は最初から信じていなかった。


 異性と話すのが苦手になったのはいつからだろう?小学校では難なく話せていた記憶がある。


 『地元の中学に進学してからか...』と思い出す。


 思春期症候群というやつだろうか?俺にはさっぱり分からないが運悪く不真面目へと導いたのかもしれない。


 『具体的には、そうだな...。理科の先生が嫌いだったから定期テストで0点を取ったこととかだな』


 そんなこんなで嫌われ者とまではいかないがこんな"THE不真面目生徒"には誰も近寄らないだろう。


 それが異性なら尚更である。そんなこんなで中学時代を過ごしてきたが中学3年の時だけは真面目に勉強していた記憶はある。単純な理由だから今更語る必要はないだろう。


 そういう訳で高校2年生の現在に至る。


『ねぇ、何でそんなに頭良くなったの?中学のときはそんな雰囲気じゃなかったのに!』


 中学での反省も踏まえ高校では打って変わって勉強に勤しんできたつもりだ。だがこの様だ。逆に話かけられてるではないか。


『今日の数学教えてくれない?お願い!』


『まぁ、少しくらいなら良いけど..."嘘 5%" 』


 俺にはいつからかこんな能力が備わっていた。


 通称"虚言値"と俺は呼んでいる。最初は単純に0か1で嘘を見極められる能力だと思っていたが数値化された何かが自分の視界に映るだけである。どうやら最大値は100%らしいが最小値は分からない。なんでも5%とか数値が低いものに関しては俺に対してどのような嘘をついているのかがさっぱり分からない事が多い。


『俺の反応を見て楽しんでるだけかな?』と問う


『バレたか... まぁ、でも分からないってこと自体は本当だよー?今度教えてね!』


 決して俺に数学の教えを頼むほど頭が悪い訳ではないし良い奴だと思う。5%なんて可愛い方だ、なんて思いながら次の授業へと向かう。

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