再検査
3月3日の土曜日。再び病院へと足を運ぶ日。今回は予約を入れているため、前回のような苦行になることは無いのではありますが、CTスキャンの検査を受けることもありますので、朝から食べてはいけません。で。検査の時間は昼前の11時半。ならば
(……少しでも空腹の時間を減らすべく遅くに起きればよい。)
しかも前日の3月2日金曜日には
(……将棋界のいちばん長い日が行われている……。)
と金曜日の晩はネットを通じ、棋戦を見ていたのでありましたが。
(……必ず勝ち負けのあるものでありますので……。)
順位戦にしては比較的早い時間で終わりまして。3日の午前1時前に布団に入りましたところ。
(……今までの苦しみは何だったのだろうか……。)
としっかりと眠りに落ちたらしく、目が開いたのは午前8時過ぎ。いつもの感覚で迂闊に食べるものを入れてしまいますと全てが台無しになってしまいますので。
(……多少の水分の摂取は大丈夫とのことでありましたので。)
コップの底の柄を見ることの出来る透き通った液体をチビリチビリやりながら朝のひと時を過ごしておりました。
9時過ぎ。家を出発。いつもの休日ですとこの時間は、外を走る時間になっておりまして。その前の栄養を補給すべく。何か食べるものを要れるのでありますが。今日それをやってしまいますと、
(……検査の先生に怒られることになりますので……。)
(……コンビニの誘惑にも負けず。)
病院に到着。前回は、初診でありましたので
(……何は無くともまずは順番。)
でありましたが、今回は全ての時間が決められておりますので。少しでも同じ椅子に座り続ける時間を節約するべく
(……クルマの中で待機……。)
検査の前にレントゲンなどもありますので、予約の1時間ほど前に受付を済ませますと、
(……段取りが決まっていると早いですね……。)
すぐにレントゲンに呼んで頂きまして。その後、CTスキャンの場所へと移動。今回は、長期戦となっても良い様に、日本の鉄道を最も長い距離を一筆書きで移動する文庫本を読みながら待機。で、やはり
(……時間がわかると良いものでありますね……。)
予約の時間よりも早めに読んで頂きまして。CTスキャンは生涯2度目。前回は、身体が動かなくなった時の原因を探るべくコメカミから上を撮影したのでありましたが、今回はお腹から下。本音を言いますと、チェーン店の薬剤師のかたより
「しっかり水を飲んでいれば直に治ります。」
と言われました
(……喉から肺を調べてほしい……。)
ところなのでありますが、ハッキリとした症状が出た個所は血尿でありますので。その部分を重点的に。途中、よりカメラに映し出すことの出来るモノを血管から投入されたりなんかしながら撮影は終了。もう一度レントゲンを撮りました後、診察のブースへ。そこには、あまりの長時間に耐え兼ね。かと言って自分の番を見逃す危険があるためその場を離れることの出来なかった前回の私のようなかたを確認しつつ。
(……でも前回よりは番号の消化はスムーズなような……。)
予約を入れている有難みを噛み締めつつ、待機していましたところ、私よりも若いかたで。
(……似たような症状が出たんだろうな……。)
(勿論、受信しているところが同じでありますので。)
悪戯している細菌は見つかりませんでした。
と言う、とりあえず安心の結果のかたでありましたが……。
そんな会話を耳にしつつ、
「検査の結果が出ましたので。」
の受付のかたの言葉を聞き、診察室前の待合室へと移動。順番が来まして入室。そこで検査の結果を告げられることになったのでありました。
結果は、現時点で問題となるところは……。
で。あまりにも奇麗なので。逆に……。
と再三再四勧められております尿管からカメラにつきましては
(……とりあえず勘弁してください。)
で、3ヶ月に1度。尿の検査を1年間続けることになりました。
可能性として言われたものとしますと、救急外来の先生から言われましたので
(……筋破壊……。)
筋トレなどを行った後に出るかたも居ないわけでは無い。
と言うのが1つに。
今回言われましたのが
「心臓から延びる血管に挟まる血管があり、そこから腎臓。更には……。」
と言う可能性もあるとのこと。
本当は
(……カメラなのは重々承知しているのでありますが……。)
なにぶん
(……痛みに弱いものでありまして……。)
もう少し経過を診させてください。
で。個人的には、今回。血尿に至った原因はこれ。と思われる事案。
「いきなり時速12キロ傾斜2.5%設定で走り始める。」
を辞め。1キロ毎に心拍数を確認しながら徐々にペースを上げていく。を始めてからと言うモノ。
(……今までの苦しみは何だったのだろう……。)
ここ2週間。
(……クスリ要らず……。)
今思いますと
(……ドーピングしながらトレーニングしていたようなモノだったのかな……。)
現状はこのようなところであります。
で。話は再び、大会に向け、行ったことを綴っていきたいと思います。