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○不気味なまでの、
「はじめまして、ミィア様」
「こんにちは、リリア様」
ふふふ、と無邪気に笑う世界一の大国の王女。
「突然で申し訳ありませんが、私を雇ってくださいます?」
「!私の方を雇うんではなく…?」
「ええ、ドゥ=ラッセと共にずっと居たいのですわ。」
不気味なまでの、異常な執拗。
子供の様で、大人。
「ミィア様。
ドゥ=ラッセを貴方の国に渡す、のではダメでしょうか」
「ラッセはここで働きたがっております」
「…、申し訳ありませんでした」
厄介な召使が増えたものだわ…。
「ミィア?」
起きたばかりの脳に、突然の事実を理解するまでは時間がかかる。
歪な三角関係は実は四角関係だった…?
事実は時に重く、時に残忍に伝わる。




