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●困ったもんだ
透き通るような青い髪と目。
人間と思えないほど白い肌。
そして、純白のドレス。
ホークの愛したリリアがそこには居た。
そしてもう一人。
真っ白な。純白の甲冑を身にまとう、中世の騎士。
髪は銀色。その眼光は鋭く茶色い光が漏れている。
世紀の天才白騎士。ドゥ=ラッセ。
俺も黒い甲冑を身にまとっている。
それは、夢で見たホーク。
そう、ホークの姿だ。
「あー、3人とも驚かないで!
初めまして、芦原美衣こと、現世転生委員会員のートリップです☆」
現世、転生、委員会…?
「みぃは、じゃあトリ…ッ?」
「頭が少し弱い所も素敵だね、ホーク様☆
そう、前世の因縁関係がここまでつながっちゃぁ困るんですよー!」
「つまり、なにをしろっていうの?」
「短くまとめて頂いてありがとう、リリア様☆
つまり、そう、ホーク様を廻る恋愛争奪戦ですねっ!」
「「「は!?」」」
みぃことトリップのゲーム好きにも困ったもんだ、と思った。




