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われら青春応援隊  作者: リア充爆発し隊
8/8

ミッション07

「じゃ、わたしこっちのほうに用があるから」


そういってあるコーナーを目指して進んでいく先生。

別にこれってしばらく別のコーナーで立ち読みとか物色と貸して時間つぶしとけばいいじゃん。


と、いうわけで、時間つぶしのために小説のcornerにいく。

学校で読む本を探すのも一つの目的になるだろうと思ったから。


休み時間、授業時間、昼休み。

本というものは偉大で、よんでいるだけで『俺は別に好きでボッチやってるんだ。本読んでるんだから反しかけてくるなよ』っていう合図になる。

それに、内容種類のもよるが活字を読むというおは頭のシェイクアップになる。そこらへんで行われている中身のない会話、昨日のテレビ見たー?っなんていうのよりずっと実用的なのだ。


べ、べつにボッチだから本読んでるわけじゃないんだからね!?


ー閑話休題ー


(さてと、なんか面白そうな本あるかな~)


そんな風にほんを物色していると、ある見覚えのあるひとが。


(あれって、姫宮さんじゃないか?)


そしてそれに気が付いた俺はどうしたかというと、そのまま声をかける何てことせずに後ろを須藤りしました。


いやさ、だって俺そんな話しかけるような度胸も勇気も、関心もないんですけど。

話しかけないとラブコメが進まないじゃないかって?いや、だって俺チキンですもの。

チキンと人じゃどうやったてラブコメ無理でしょー。

ここで話しかけられる人物っていうのはよほどその人に親しい人か、ナンパな人か、リア充か、イケメンか、変人か、変人のイケメンかに限られる。

まぁ、ちょっと硬派である俺にはそんな軽々しいことは無理だっていうことだ。


「おや、そこにいるのは佐藤と姫宮じゃないか」


っと、ちょうど姫宮さんがいる後ろを通り過ぎたところ、そこにおり悪く平川先生がやってきた。

いや、それマジもうタイミング良すぎない?

なんでこんなところで来るのかな。

なんか俺が知ってて姫宮さんのこと無視した風な感じになんじゃん。

いや、俺いくら性格悪くなっても人のこと無視するような人にはなんないよ?

嫌いな人に対してはむしろ積極的に話しかけるぐらいだ。


…まぁ、友達というか、話す人もいないから好きも嫌いもへったくれもないんだけどね。

ある人は言いました。

『人の好きというものの反対の意味を持つのは嫌い、ではなく無関心だ』


これ、俺の心にぐさりと刺さったわー。

も、そりゃー深いところまで。

『おれ、嫌われてないしまだましだよな』

なんて思ってたおれ悲しすぎるじゃん。

誰だよこんなこと言ったの。



「よ、よう」


とりあえず隣にいる姫宮さんにごきげんようの挨拶をすることにしましたとさ。





「で、なんでまたこんなことになってるんですか?」


ところ変わって本屋から喫茶店。

一つの机を囲む三人の影。

おれ、姫宮さん、平川先生である。


え、結局本はどうしたかって?

ばっかてめ、あきらめたに決まってんだろうが。

無難な本を適当に選んで、『これを買いに来たんです』なんてこと言ったよ。

ごめんさちぃ、今度ちゃんと買ってくるからね?!


「そりゃー、さっきもいっただろう?お礼だよ、お、れ、い。この前の書庫整理二人に任せてしまったしな」


「別にそんな気、回さなくてよかったんですけど…」


そして姫宮さんはというと、注文するためにメニューを見ている。

そういえばみんなこうときどうしてる?

え、なにをって?

いや、おごってもらうときってどのくらいの値段に収めたほうがいいのかってはなし。

けっこうこれが俺の中で物議をかもしてるんだよね。


まず、『いや、おごってもらうんだから好きなの他んじゃいなよyou』という派閥。

これは相手の好意を素直に受け止め、というか自分の欲望に忠実な奴だな。


そしてもう一つ『いくらおごってもらうといっても相手より高いの他んじゃダメでしょ』という派閥。

一見これはよさそうなものに見えるが、もし相手がこーひなんかを頼んだら。

いや、それじゃ俺も飲み物ぐらいしか頼めないじゃん。


ま、そもそも外食に行くような機会もなんですけどね!


友だちとマック?勉強教えたからおごってもらった?

そもそも友達いねーよばーか!!



さて、何を頼もうか…


「わたしこの、『スーパージャンボパフェ』頼んでいいですか?」


へ、なにそれ、ちょっとまて姫宮さん。

それってこの1200円もするやつですよね。

というか、リアルにこんなギャグネタ満載のメニューなんてあるのかよ。


「あ、あぁ、か、かまわんよ?」


いや、口ではかっこつけてるかもしれないけど平川先生、おれは確かに見ましたよ?

メニューの値段を見たあと財布をのぞいてすっと青ざめるあなたの顔を。

かかった時間0.75秒。

いや、そんなこと俺の創造なんだけどね。


「…おれはこのミックスジュースを」


「あぁ、かまわんよ!」


あっれ~同じセリフなのにその言い方全然違うよ~?

ふっしぎ~

謎の転入生並みだね!




「おまたせしました 、こちらスーパジャンボパフェです(ドシン)。それと、こちらミックスと、ブレンドになります」


どしん、と店員さんのセリフの間におかしな効果音が鳴る。

ちょいちょいちょい、これどんだけでかいんだよ。

まず、おれに運ばれてきたミックスのコップより1.5倍ぐらい大きいぞ。


これでもかと盛られたクリームにチョコチップやらクッキーやら、フルーツやらがてんこ盛りに盛られていて、容器の中はというと、ジャムやらまたクリームや、フルーツ、イチゴ、クッキー、ジャム、クリーム、ジャム、クリーム…


いや、ジャムとクリーム多すぎでしょ。

というのか本当に一人でそれ食べきれんのかよ。


パクパクむしゃりごっくんぺろりんちょ。

いやー、スプーン進めるの早いですね~。

平川先生と俺、若干引き気味ですよあなた。


「そ、そういえば二人は部活動はしないのかね?」


なにか話題を作ろうとしたのか、平川先生が頑張って!


「えっと、俺はするつもりは…」

「私は文芸部に入ってます」


え、まじ?

見た目はそんな感じするけど、まじで文芸部かよ。

文芸部ってあれでしょ?仲間内でBL本書いたりして共有しあったりする、あの腐の部活動。

すみません、かってな個人の想像です。


「文芸部?たしかそれは…」


「えぇ、部員が足りなくなって今は部活動停止状態です。ちなみに、顧問の先生もいません」


おいおいおい、まじかよ文芸部。

小説とか漫画とか、創作なら胃の一番人気ランキング筆頭に出てくる部活でしょ。

なんてリアルは世知辛いんだろう。


もうこれは二次元に逃げるしかないね。

二次元最高!

いくらおっさんたちが作ったアニメ、ストーリーでも、でてくる女の子がかわいけりゃ万事おっけー!!


すみません、製作会社の方がた。平に、平にご容赦を。


「ふむ、なら佐藤君、きみ、文芸部に入ったらどうだね。いつも図書館にいるぐらいだ。本が好きなのだろう?」


いや、先生、おれのさっきの話聞いてました?

たしかに姫宮さんのセリフに祭儀られましたけど俺、部活やらないって言ってませんでした?

というか、おれも好きで図書館に行ってるわけじゃないんだけどね。

クラスにいるのがいたたまれなすぎるから図書館に逃げてるだけなんだからね!

べ、べつにあんたのためなんかじゃないんだらかね!!


はい、ナイスツンデレーしょん!


「いやいやいや、俺、部活動なんてする気は…」


「ぜひ入ってください」


え、姫宮さんマジですか?

そんなこと俺に言ってると『あれ、この人俺のこと好きなんじゃね?』なんて勝手にキモイ勘違いしちゃうよ?何を隠そう、ボッチこそまさに真のチョロインと今割れるほどなんだからね。

基本、異性の人に積極的に話しかけられるだけで恋に落ちますんでね。


「な、ならとりあえず、体験だけだったら…」


おう、なんか文句あるか?

べ、べつにあんたのためなんかじゃないんだからね!

こ、こうしないとストーリーが進まないから、しょうがなくなんだからね!!



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