#8〔超進化〕
さて、進化を控えた俺は意気揚々とログイン。
進化先
ハイコックローチ
アサシンコックローチ
コックローチメイジ
いきなり進化を迫られる。
だがしかし、俺はもう決めていた。
ハイコックローチを押す。
ハイコックローチ
全ての能力が底上げされる。
単純な強化といえる。
次に職業。
これはもう1 択だろう
———将軍。
将軍
指揮官系の最上位職。
多くの眷属を纏め上げる者のみが得ることができる。
バフの効果も強力になる。
眷属の好感度がかなり上がる。
これは強い。最上位職。最高に魅力的ではないか。
氏名:カジ
種族:ハイコックローチ
職業:召喚士、指揮官、将軍
レベル20
HP:122
MP:156
筋力:41
防御:35
魔力:80
魔防:44
素早:141
器用:98
幸運:54
スキル:回避lv1、炎脆弱、隠密lv7、奇襲lv7、指揮lv6、鼓舞lv1
固有スキル:叱咤激励lv1、生命力
称号:ユニーク個体、プレイヤー最高レベル
鼓舞
眷属を鼓舞する言葉をかけるとバフがかかる。
叱咤激励
眷属を激励する言葉をかけると、バフがかかる。
また、主人のために戦うのだと意志を統一し、仲間意識が上がる。
生命力
死亡するような攻撃を受けても30%の確率でHP1で耐える。
また、HPが1割以下になると自動回復力が4倍になる。
さらには固有スキルなるものの獲得。
一言で言うとすれば——
「すんばらしぃぃぃ」
思わず叫ぶ。
とは言え問題がひとつだけ。
ここら辺のスモールマウスを狩り尽くしてしまった。
俺がログアウトしている間も狩りをしていたようで、イチーザとニーナ、そして最初の鍛治士さんが進化を迎えた。
イチーザとニーナにはアサシンの上位職であるガロウズを。
鍛治士には最低位鍛治師の職を与えた。
そしてイチーザとニーナはアサシンコックローチに、鍛治師にはクラフトコックローチになってもらった。
それからしばらくすると、あの50匹のコックローチも進化できるようになったようだった。
魔術士は最低位魔術師に、斥候はエージェントに、アサシンはガロウズに。
魔術師はコックローチメイジに、斥候はコックローチエージェントに、アサシンはアサシンコックローチに、それぞれなった。
狩り尽くしたし、そもそもここはスモールマウス以外何も出ないし、別にここに残る必要もない。よし、引っ越すか！
後一話投稿しますよー！
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