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×月1日

ストーリーを進める時、誰目線の事なのかっていうのを、【○○】ってやって、名前を示します。分かりにくいかもしれませんが、すいません。

【ベルル】 


 『ピルクレア』。不治の病に冒された私は生気を失って家まで帰った。家に着くと、十数人の執事が私を出迎えたが、それを無視して、玄関の扉を開けた。

 巨大な扉を開くと、大広間が広がっている。そのまま倒れ込むようにして、近くの自分の部屋まで入っていった。

 部屋は高級感溢れていて、非常に快適だ。だからといって病気を治すことが出来るわけではない。そのまま、「二人用」のダブルベッドに倒れ込んだ。



【エイカ】


 絶対におかしい。ベルル様はいつも帰ってきた途端、ふんぞり返って、自分のために作らせた椅子に座っているはずなのに、今日はいつも夜遊びしている自身の部屋に帰ってしまった。今日は男も連れてきていなかったし、まだ昼なのでそれはないだろう。


 それに、いつもだったら掃除中の私を蹴りつけたり暴言吐くなり、何かをしたのに今日はこちらを見向きすらしなかった。

 嬉しいと思いつつ、不安も大きかった。まさか私が捨てられる?なんてことを思いつつも、心配になって、決められている掃除ルートを変えてベルル様の部屋付近にこっそり近づいた。

 ベルル様の部屋に近づけば近づくほど、泣き声が大きくなっている気がした。まさか。ベルル様が泣くことなんてあるのか?

 こっそり扉の隙間から部屋の中を覗くと、ベルル様はベッドに顔を沈めて、泣き続けていた。

 何があったのだろう。だが、これ以上部屋の前にいては、見回り中の執事にバレてしまう。そう思い、私はそそくさとその場を離れた。



【ベラ(ベルル母)】


 娘には愛想が尽きた。まともな男と関わりもしないで、いつもろくな男を連れてこない。それに加えて、いつも夜遊びばかり。そんな中、「避妊出来ず、エイカが産まれてしまったから、育てて」なんてふざけた提案をしてきた。

 だから私は激怒して、荷物だけをまとめて家を出ていった。


 それから約十二年程がすぎた。エイカが生まれて数ヶ月経ってから知ったので、エイカの誕生日を詳しくは知らないが、恐らく十二、三歳程だろう。王家に生まれた普通の王女であれば、この年齢にもなれば外の社会を知ることになる。

 というか、嫌でも、親に無理やり他の家庭と関わらされることになるのだ。私も子供の時はそうされた。でも、その影響で家でしても、他の家庭との関わりがあるので助けて貰うことができたのだ。

 だが、ベルルには「可哀想だ」という理由でやめてしまった。その結果、ベルルは今では他の男を呼び夜遊びばかり……

 もう、これ以上考えても仕方がない。身の回りの整理整頓をして、気を紛らわせることにした。



第一話 終

締め方は気にしないでくださいw

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