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正邪の交心  作者: 八木うさぎ
第2章 ダブル・フェイス
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運命の交差点

 ・・・・・・はっ。

 ん・・・どうやら・・・軽く寝入っちゃってたようだ。



 救急車のけたたましいサイレンによってどこか遠くに行ってた意識が呼び戻される。

 ぼーっと昔のことを思い返してて・・・雨が降ったことで少し涼しくなってたせいもあってか、激しい雨音も聞きなれて心地よいリズムに聞こえて、それで――――ってことかな。



 ま、そんなことはおいといて。



 寝ぼけ眼のまま空模様を窺ってみると、もう雨は降っていない。

 まだ薄黒い雲はあるものの、それは点々としていて、その隙間を縫うようにしてオレンジ色の日が差し込んでいるせいで空はアヴァロン貝のように色彩豊かになっている。

 雨は止んだし服も乾いてるみたいだし・・・うん、これなら帰れそうだ。



 ・・・あ。そういえばどれくらい時間が経ってるんだろう?



 何気なく携帯電話の画面を見ると・・・うげっ! も、もう六時じゃん!

 やばい、このままじゃ門限に間に合わないぞ! 急いで帰んなきゃ!



 危機感で一気に目が覚めた僕は一時の雨を凌ぐために雨宿りさせてもらったこの社に一礼、そしてこの寂しい人生になにかしらのご縁があるよう賽銭箱に五円を放り投げてもう一礼し、ようやく神社を後にした。



 僕が学校をでてからもう二時間半近く経ってるからさすがの佐々木くんももうこの近辺にはいないだろう。よし、水溜りに気をつけながら全速力で駅に向おう。



 大通りに合流してそのまま突き進み――――駅の直前にある、ここいらで一番大きな十字路に辿り着いた。付近にはマンションが密集していて、噂では十数年もすればここまでくるのにたくさん見かけた畑だっていくらかは住宅やら何やらに変わってしまうらしい。ここいらのマンションはその先駆けなんだとか。



 この十字路を越えれば駅はもうすぐそこなんだけど、面と向いた信号はタイミング悪く赤く灯ってる。まあこればっかりはどうしようもないので体力回復の意味合いで走るのを止めて回りの人とそろって待つことに。



 あとどれくらいで青に変わるのか。その目安のために真右にあるただいま青信号中の横断歩道の信号機に向き――――そこで、大きく開かれた傘が横断歩道をゆっくりと遠ざかっていく光景が目に留まる。



 ・・・って、え、傘? もう雨は降ってないのに? なんで?



 気になって傘の中の人物をそーっと覗いていみると・・・それは長くて立派な白い顎鬚を生やしたおじいさんだったのだが、なんとそのおじいさんは夏なのに真っ黒な長袖のローブなんかを着て(フード付きだけどフードは被ってなかった)、ゆっくりとゆっくりと歩いていたのだ。



 やがておじいさんの歩く横断歩道が点滅し、それから間もなく赤になってしまう。しかしおじいさんはちょうど横断歩道の真ん中を越えたばかりで、赤のまま渡り続けている。



 うーん、傘で信号が見えてないのかな?



 年配の方に手を差し伸べたらかえって迷惑がられたっていうむなしい現実にも僕は今までに散々直面してきてる。なので人助けが癖の僕もこういうときに限って優柔不断になっちゃって、しかも人間不信が働いてしまうが故に即断即決がなかなかできない。



 手伝うべきかな? でも、車の姿もないし・・・まあ大丈夫かも。



 そう思って僕は自分の進むべき横断歩道に向き直り、青と確認して足を進めだす――――と、

 そこで僕の進行方向のはるか先から、一台の大型トラックがやってくる映像が目に飛び込んできた。

 こっちに迫ってくるんだけど、なんというか・・・速度を落とす気配がない。まあ対面が青信号だから当然なんだけど、でも、それって、右左折しない、つまり直進するってことだ。



 僕はおじいさんの位置を確認する。案の定おじいさんはまだ向こう岸についてはおらず、全体の四分の三ほどを進んだところだった。つまりそれは、偶然にも、トラックが通行する側の車道のど真ん中、ということになる。



 え、うそ・・・いや、でもあのおじいさんは傘を差しているじゃないか、あんなものがあればいくらなんでもトラックの運転手の目に映って渋々ブレーキをかけるはずだ。



 かける・・・はずなのに。なのに一向にブレーキをかける素振りは見られない。

 おじいさんはまだ――――歩いている最中だ。



「っ!」



 次の瞬間、僕はもういてもたってもいられずただただ夢中で走った。



 間に合うかどうかなんて考える余裕はないし下手したら我が身が危ないとか思ってためらう暇すらもない。むしろ、考えていたら尻込みして動きを止めていたに違いない。それほどまでに差し迫った状況だ。



 僕が道路に飛びだしてきたことで遅まきながらようやくトラックの運転手は気付いたらしく、途端にタイヤとアスファルトが互いに互いを虐め合う大きな悲鳴が辺りを覆う。

 しかし、ブレーキをかけ始めても慣性力とかなんとかって力が働いて、即座に止まるわけじゃない。その間もトラックは僕ら目掛けてその巨大な体で突っ込んでくる。



 だけども減速しているのもまた紛れもない事実。加えて僕の飛びだしが早かったのが功を成したようで、僕はおじいさんに突進まがいなことをしながらも腕を強引に掴み、そのまま向こう岸まで駆け抜けることができた。



 その、一瞬後。



 おじいさんの手からこぼれた傘が、完全に止まりきれなかったトラックに轢かれた。 トラックは、僕らから少し距離を置いたところで緩やかに動きを止める。



「バカ野郎っ! 急に飛びだしてきやがって、死にてぇのかっ!」



 直後、トラックの運転手が降りてくるや否やいきなり僕の胸倉をつかんで激怒しだした。



「・・・へ?」

「へ、じゃねえよへじゃっ! とぼけやがって!」

「あ、いや、だっておじいさんが・・・」

「・・・ああ? じいさん? 何言ってんだお前?」

「何って・・・そ、そこにいるじゃないですか」

「はぁあ? っ・・・お前、ふざけんのもいい加減にしろよっ!」

「べ、別にふざけてなんか・・・」



 そこから互いにだんまりの、これまたなんとも変な空気になってしまう。



 少しして、そのガラの悪そうな運転手は僕をものすごい形相でにらみつけながら「チッ! なんだこいつ・・・」と呟くと急に萎れ、僕の胸倉から手を引っ込めるとそそくさとトラックに戻り、



「次に会ったら今度こそ轢き殺すからなコラっ!」



 と、舌打ち交じりに去っていった。



 ・・・・・・・・・。



 ? え、な、なに?



 ちょ、あの人いろいろと意味がわかんないんですけど?



「・・・これ、お若いの」



 キョトンとしながら去っていく殺人未遂トラックの姿を見ていると、脇からたった今僕が強引に助けたおじいさんが話しかけてきた。

 結構な歳を召していそうで割腹がよく、なんていうか・・・恵比寿様のような優しい顔をしている。白いひげは上あごにもあり、百六十五はある僕の目線の先におじいさんのややはげかかった頭頂

部があった。



「わしが危ないと思って助けてくれたんじゃろ? ありがとうのう。フォッフォッフォッ!」

「いえそんな・・・僕の方こそ結構乱暴に引っ張っちゃいましたけど大丈夫でしたか?」

「なぁーんもなっとらんよ。フォッフォッフォッ!」



 ・・・ふぅ。人が良さそうなおじいさんでよかった。



 これが頑固な人とかだと腕が痛いだのなんだのとむしろ怒られちゃうパターンだし。

 それにしてもよく笑うなぁ、このおじいさん。



「・・・ハハ。なんにせよ無事でなによりです」



 そんな笑いっぱなしのおじいさんの笑顔が、自然と僕の顔も緩ませてくれた。



「おお、そうじゃお若いの。悪いが飛ばされてしまったわしの傘を取ってくれんかの?」



 言われて飛ばされた傘を探すと、それは僕がさっきまでいた歩道――――道路の向こう側にまで飛ばされていた。

 正直遠目で見てももうあの傘グシャグシャで謎の物体Xなんだけどなぁ。でも・・・かといってこのまま放置しておいていいってわけでもないし・・・おじいさんは取ってきて欲しいって言ってるし・・・ま、壊れちゃっててもいっか。

 ということで往復して取ってくることに。



「フォッフォッフォッ! 重ね重ね申し訳ないのぅ。それにしてもお若いの、君は本当に優しいお方じゃ。見ず知らずの、それも老い先短いわしなんかのために自分の危険を顧みず救おうとするとはのぅ。そんじょそこいらの若者じゃ中々そうはいかんぞい? ん・・・こりゃいかん。優しいというよりかは勇敢と言った方が正しかったのぅ。フォッフォッフォッ!」

「・・・あ、アハハ・・・どうも」



 久しぶりだなぁ、人を助けてここまで感謝されるの。なんか少し照れるや。

 このおじいさんに至ってはすごい持ち上げようだけど、でもやっぱ・・・こんなふうに感謝されると、純粋に、嬉しいよね。



「でも、どうして傘なんか差してたんですか? 雨はもうとっくに止んでたのに」



 そう尋ねるとおじいさんはグシャグシャの傘を手に持ち、こう言ってのけたのだった。



「なぁに、オシャレじゃよ、オシャレ」



 おしゃ・・・さ、左様ですか。



「さてお若いの。君とはもっともっと話していたいんじゃが・・・生憎とちょっとした用事があってのぅ。すぐ行かなきゃならんのじゃ」

「あ、そうなんですか? すいません、なんか足止めさせちゃったみたいで」

「そんなことありゃあせんわい。・・・おお、そうじゃお若いの。助けてもらったお礼にいいものをやろう」



 おじいさんはローブの首元から懐に手を入れ、そして、



「あったあった! ほら、これじゃ」



 懐からある物を取りだした・・・が、それは――――、



「・・・え? あ、あの、これって・・・・・・その、何ですか?」

「ん? 見ての通りじゃよ?」



 他に何に見えるんじゃ? と言わんばかりのおじいさんの言葉に、もう一度手の平の上にある物体を見入る。



 うーん・・・やっぱり僕には、これが『卵』以外の何物にも見えないや。



 正面から見て縦に楕円形の立体で、尻部分が比較的膨らんでいる。

 手のひらに乗るサイズのそれはまさに家庭の台所でよく見られる鶏の卵のそれと等しい。

 まさしくおじいさんの言うとおり、誰が見ても、どこからどう見ても、これは卵だ。



 ならなんで僕が最初に卵と口にするのをためらったのかというと、

 この卵の表面(殻?)が見たこともない、奇妙な模様が浮かび上がってたからだ。

 一見した印象で言ってしまえば牛柄模様。全体的に白い表面の上に不規則な形で大小も様々な漆黒の模様がところどころにある。白と黒の比率はおそらく半々くらいかな。

 こんな模様の卵なんか僕は今まで見たことがなかったから一応念のために聞いてみたわけだけど・・・やっぱりこれは見た目どおり、卵らしい。



 で、なんで卵? そして、何の卵?



 っていうかおじいさん! あなた、この時期に卵持ち歩いてんですかっ!

 それは品質的にいかがなものかと――――、



「フォッフォッフッ、安心せい! もう二、三日もすれば生まれるじゃろうから」



 ・・・は? 



 ・・・う、生まれる?

 ううう、生まれちゃうんですかこの卵っ! 食用じゃなかいんですかっ! 



「あああ、あのぉー・・・一つ、うかがいたいんですけど」

「ん? 何じゃ?」

「えっと・・・今、『もうじき生まれる』って言いましたけど、この卵って一体何の卵なんですか?」



 僕は不躾にも聞いてみた。すると返ってきたのは、



「ムフフ、秘密じゃ♪」



 の一言。



「どうじゃ? 楽しみじゃろ? ワクワクするじゃろ? フォッフォッフォッ!」



 ぜ、全然ですよっ! 言っちゃあ悪いですがね、普通の人はこういう場合ワクワクじゃなくてオドオドしますって!



「ほい。どうか大切に育ててやってくれの。それじゃあまた縁が会ったら会おうの、お若いの。フォーッフォッフォッ!」



 そう言って手渡された卵は――――え? なんだこれ?



 どういう原理でそうなのか全くわからないけど、不気味というか奇妙なことに、『重さ』という概念がなかった。

 より正確には、僕の右手が手の中にある卵の重みを全く感じずにいるのだ。



「え? え、え? えっ? な、なんですかコレっ! どうして重さが――――」



 常識で考えてあり得ない現実を問いかけるも、無視しているのか聞こえていないのかおじいさんは笑うセールスマンの如くフォーッフォッフォー、と笑いながら去っていく。

 この状況、普通に考えて、僕に育てろってことなんだろうけど・・・、急にこんなモノ渡されても困るって! 

 そのうえ、何が生まれてくるかすら教えてくれなかったし! 

 もし一般家庭じゃ変えないような危険生物が生まれたりしたらどーするんですかっ?

 そもそも僕の住むマンションはペット禁止なんだよ・・・いやまあ金魚とかならいいのかもしれないけど・・・って、これは絶対金魚の卵じゃないだろう。っていうか金魚って卵生じゃな・・・いや問題はそこじゃないんだってば! 



 僕はほんの数秒悩んだ挙句、やっぱりおじいさんに返すべきだという結論に行き着く。



 おじいさんは僕に好感を持ってくれて、それでこの卵を譲ってくれたんだろうけども、この卵は、間もなく芽吹くらしい、命の種だ。

 生まれる命に対して何の責任感も覚悟も、まして環境すら整えてあげられない僕なんかの下に生まれようものならあまりにもかわいそうだ。だからこれは返そう。いや、返すべきだ。たとえおじいさんの機嫌を損ねるようなことになったとしても。



 そう思って振り返ってみると――――、



 あろうことか、あのおじいさんの姿はもうどこにもなかった。

 さっきはあんなにゆっくりと歩いていたはずなのに。

 そのせいで青信号の間に横断歩道が渡りきれず、トラックに轢かれそうだったのに。

 ともすれば、ほんの数秒の間に姿を消すなんてことは万が一にも有り得ないはずなのに。



 それなのに、あのおじいさんがいない。どこにも。



 あれ、うそ、どうして? と360度全方位に目を向けてみると、・・・ん?



 僕がついさっきまで信号待ちしていた場所に、三人の高校生――――三人とも顔は知らないけど制服からして僕と同じ学校の生徒だろう。部活帰りかな? が僕の方に奇妙な視線を送りつつ寄り添ってこそこそと話しているのに気付いた。途端、



「やっべ、気付かれた!」

「うわ、こっち見てるよ!」

「は、早く行こうぜ!」



 と、まるで僕に気付かれたことに気味悪がっているかのようにそそくさと去っていった。



 ? なんだろう? 僕、何か変なことしてたかな? 



 人間不信の僕は必要以上にそういった妙な視線を気にしてしまう。って今はそんなことしてる場合じゃない、あのおじいさんは――――ああ、ダメだ。もうどこにも見当たらないや。



 ・・・どうしようこれ。うーん・・・。



「あ、のさ・・・」



 そこに、突然背後から声がした。ビクンと背を張って振り向いてみると、ついさっき巧みな計らいで佐々木くんの魔の手から僕を救いだしてくれた天喰くんがそこに立っていた。 



 ――――が、あれ? なんか顔が引きつってる・・・?



「今頃どうしたの、こんなところで? 確か天喰くんってなんにも部活入ってなかったよね?」

「その・・・土砂降りだったから、残って、勉強してたんだよ・・・」



 へぇー。さすがは天喰くんだ。そういった時間も無駄にしないで勉強するってところが学年一位の秘訣なんだろうなぁ。って、感心してないで見習えって。



「・・・・・・」

「? どうしたの、そんな顔して」



 天喰くんは、苦笑いというか、愛想笑いというか、とにかく話をする上で無理に作り笑いをしているようで、その笑顔の節々に焦りとか恐怖とかそういった感情が滲みでているような気がする。



「君・・・今、ここで何してたんだ?」

「? え、どういう意味、それ?」

「だから・・・さっきから一人でぶつぶつしゃべったり横断歩道往復したりして、一体君は何をやってるんだ? って・・・」

「・・・え? 一人?」

「その前だって俺見てたけど、急に赤信号に飛びだしたりして、さ・・・」

「な、何言ってんの? 急に飛びだしたって、だっておじいさんが轢かれそうになってたでしょ? それを僕が助けて――――」

「でたよ『おじいさん』。さっきの運転手にも言ってたなそれ。・・・あのさ、言っちゃあ悪いけど、そんなおじいさんなんてどこにもいなかったぜ? っていうかそもそも、誰も轢かれそうになんてなってなかったし」



 ・・・なんだって?



 えっと、ちょっと待って。どういうことだ?

 おじいさんが『いなかった』・・・だって?



「そ・・・そんな・・・そんなはずあるわけないじゃないか! だって僕、確かに見たんだよ? 雨が止んでるのに傘を差したまんま歩いてたおじいさんを! それに――――ほら! 見てよこの卵っ! そのおじいさんがお礼にってくれたんだ!」



 僕はちょっとばかしムキになって、水戸黄門で印籠を見せるシーンのように謎の卵を天喰くんの正面に突きだした。

 お礼に卵を貰う、っていうのがどれほど奇天烈なのかはさておき、ともかくこの卵はおじいさんと出会ったっていうなによりの証拠なわけだし。

 これを見せれば天喰くんも少しはわかってくれるはずだ。



「た、・・・・・・卵・・・だって?」



 しかし予想に反して、天喰くんの表情がさっきにも増してより険しくなっていく。

 ・・・! ああそっか。これが卵に見えないんだろうねきっと。僕もそうだったし。



「うん、確かに牛みたいな模様してるけど、これでも一応卵なんだって。ただあのおじいさん、何が生まれてくるのかは教えてくれなかったんだけどね」

「・・・・・・」

「? どうしたの天喰くん?」



 途端、天喰くんは何も言葉を発しなくなった。

 これでもかというくらい顔を青くして、痙攣しているかのように口をわなわなと震えさせてる。・・・こんな天喰くんは始めて見る。



 と思っていると、天喰くんは身を翻して颯爽と駆け、一瞬でいなくなってしまった。

 まるで、受け入れられない現実から逃げだすかのように。

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