表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生相手は復讐者(仮題)  作者: ジョセフィーヌ
行き倒れ少女と盗賊狩り
20/28

第18話

今回より、新章スタート。少しずつ新キャラも出したい所存です

 翌日から俺たちは王都フォカリオに向けて出発した。クレアが修行の場として選んだウィスという街はフォカリオを挟んだ反対側にあるそうだ。


 フォカリオまでの道のりは徒歩で約1週間。しかし3日の距離を1日半程度で済ませた事を考えれば、3~4日程度で着くだろう。


 道中は特に何事もなく進んだ。オーク肉が予想以上に美味かった事と、『倉庫』に入れたオーク肉がまだ腐っていない事が分かった程度である。


 ニオ村を出て3日目、歩きながらの魔法発動を練習していた俺は、路上である物を見つけた。


(おい、なんだあれ?)


(人……だな。黒い髪とは珍しい。盗賊の罠かもしれないから気をつけろ)


 そう言われて、俺は警戒しながら倒れている人に近づいた。

 うつ伏せに倒れている人間は、クレアと比べてだいぶ小さかった。160cmには確実に届かないだろう。長い黒髪をポニーテールにしていて、太ももが見える位置でざっくりと切られたズボンと脛丈のブーツを着けている。更に腰には刀のような少し反り返った武器を佩いている。そして背中にはリュックを身に付けていた。

 注意しながらそれを仰向けにさせると、倒れていたのが女性だと分かった。見たところ10代と若く、着ていたシャツはヘソ出しという無防備さで、それを着ていても分かるほどの大きな胸が静かに上下している。よく見ると口が小さく動いている事に気が付き、耳を近付ける。そうすると、

「お腹が、空きました……」

 と呟いた。


(おい、これってもしかして……)


(行き倒れ、という奴だな)


(どうする?)


(そのまま放置、と言うのもあまり気が進まないな。食事ぐらいはさせてあげよう)


 そうして俺たちは、行き倒れの少女を介抱する事に決めた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ