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ブラック・アウト  作者: 巴 香織(ともえ かおる)
3/11

夢Ⅱ

気付くと、薄暗い部屋のベッドの中にいた。見覚えのない、古い時代を思わせる部屋。


「ここは・・・・?」


 周囲を見回してみると、広い部屋のようだった。だったというのは、自分の周辺以外、向こうの方は闇に包まれて何も見えないからだ。

 寝台の脇に置かれた棚の上で、時折風もないのにゆらゆらと揺らめく炎。それが周囲を照らす唯一の光だ。

 寝台からゆっくり起き上がってみると、自分が身体を動かせていることに気付く。いや、これは現実の世界ではないのかもしれない。今まで自分が『現実』と信じていた世界とは、何か匂いが違う。そしてこの身が感じる、何か異様な気配も・・・・。


「お目覚めですか?」


 不意に気配もなく、老人の声を聞く。向こうの闇から、次第にこちらへ近づいてくる。わずかな蝋燭の火に映し出されたのは、見憶えのある七十代くらいの小太りの老人だった。


「ひいお祖父さま・・・・?」


「・・・・・・」


 問い掛けに返すものはなく、ただ哀しげに微笑みを浮かべる表情が、ひどく胸を刺す。まるで・・・・母を亡くしたあの日のひいお祖父さまのように・・・・。


「そうですか・・・・。あなた様にとっては辛い思い出の方なのですね・・・・」


 老人は言った。顔は似ているけれど、ひいお祖父さまでは・・・・やはりなかった。

 僕はただ首を振った。


「ひいお祖父さまの思い出は・・・・辛い思い出だけではありません。ただ・・・・亡くなったことに関して・・・・辛いのだと思うのです」


「左様でございますか・・・・」


 老人はその後の言葉に戸惑っているようだった。哀しそうな笑みを浮かべたまま・・・・。


「あの・・・・ここは?」


 自分が悪いわけでは恐らくないのだと思うが、とりあえず自分の疑問を問うて見ることにした。それなら困るような質問ではないと思ったのだが・・・・。


「ここは・・・・存在しない場所です。現実でもなく・・・・また夢でもなく・・・・」


 老人の言葉に、今度はこちらが戸惑う番だった。一体どういうことなのか理解ができない・・・・。それなら、ここに存在している自分は一体何者だろう?


「難しい言い方をするのであれば、ここは形而下ではありません。寧ろ形而上に近いやもしれません」


 ますます分からない。

 形而下・・・・即ち有形の世界ではなく、形而上・・・・即ち無形の世界に近い・・・・?


「あなたは今、魂という無形の状態でここにあります」


「魂? でも人の形をして・・・・」


「それはあなた様の、現実の世界で受け継いできた情報に過ぎません。ここであなた様が身近に思うものは、大抵、あなた様が今までに見知ってきたことの、情報や想像の産物に過ぎないのです」


「・・・・・・」


 頭が混乱する。

 一体・・・・どういうことなのだろう?

 僕は自分が生きてきた世界を知っている。けれど、ここはその世界ではない。そう、そこまではいい。でも、自分が魂だけの存在であるというのは、一体自分の身に何が起きたから、僕はここにいるのだろう?


「あの、現実の世界の・・・・自分の身体は・・・・?」


 自分の言っていることを再確認しながら問うた言葉に返ってきたのは、自分が予想もしていない言葉だった。


「残念ながら・・・・生死を彷徨っている状態です・・・・」


「そんな・・・・」


 愕然と、老人の顔を見る。

 何故急にこんなことになったのだろう? そう己に問うても返るものはない。けれど、さっき雷鳴の轟く場所で逢った存在の記憶が、脳裏で囁いた。


「神に・・・・見離された世界と・・・・言っていたあの言葉は・・・・?」


「主人に・・・・お会いになられたのですね・・・・」


「主人?」


 老人の言葉を反復して問えば、老人は静かに目を伏せた。


「主人は・・・・気紛れに人をこの世界へと誘います。わたくしの役目は、その方を館の中へご案内するだけです」


「案内・・・・?」


「そうです。わたくしにはこの世界を出ることはできません。ただ・・・・ご案内をして、その方が光を目指すか、闇に堕

ちるかを見送る・・・・それだけです」


 光を目指すか、闇に堕ちるかを見送る・・・・。


「それでは、光を目指した人はどうなるのですか?」


「現実の世界に戻ることが出来ます。その後のことは、わたくしにも・・・・よくわかりません」


 闇に堕ちた人は・・・・? そう問おうとして口を噤む。それを聞くのが何故か怖かった。いや、聞かなくても結果は知れていた。


「あの・・・・」


 何かを聞こうとうして、ひいお祖父さまの姿が映る。


「何か・・・・?」


 老人の返しに、思わず老人から目を背ける。


 違う、違う・・・・ひいお祖父さまじゃない!


 分かっていても思い出にすがり付きたい自分がいる。

 顔も知らない父と、幼い頃に亡くした母の間に生まれた僕は、母が亡くなった日にひいお祖父さまに引き取られて、一緒に暮らし始めた。ひいお祖父さまは優しくて、僕の覚えているひいお祖父さまは、太陽のような笑顔で・・・・いつも・・・・いつまでも僕のことを愛していると言ってくれた。ひいお祖父さまが大好きだった。ずっと、いつまでも傍にいてほしいほど・・・・。


「申し訳ございません・・・・」


「?」


 不意の老人の言葉に、首を傾げたつもりだった。


「わたくしには実体がありません。ここへ来られたお方の、一番想う方の姿となります。けれども時には・・・・その方を

傷つけてしまうようなことにも・・・・」


 老人はわずかに顔を曇らせた。

 僕はと言えば・・・・あまりの突飛な話しに、頭がついていけずに茫然としている。

 一体、この老人は何者なんだろう?


「でも・・・・あなたの意志は存在するのでしょう?」


「さぁ、どうでございましょう?」


「では、あなたの主人という方と一緒にいるときは・・・・?」


「分かりません。それ自体、わたくしの意志なのか・・・・主人の想う方の残影なのか・・・・」


 わたくしにはよく分からないのです・・・・そうわずかに笑いかけた表情に、胸が痛む。


「でも、あなたは僕の思い出のひいお祖父さまではありません。僕のひいお祖父さまは・・・・いつも・・・・笑ってくださいました。そんな風に・・・・哀しい顔をしていらっしゃらなかった・・・・」


「・・・・・・」


 僕はひどいことを言っているのだろうか?

 ひどく心が寒い。こんな風に人を・・・・(実際、目前の老人が人でないとしても、仮にそう称して)・・・・傷つけたことはあっただろうか?

 そう嫌悪感に捕われてはみるものの、逆に考えてみれば、この老人の意志は確かに存在するのではないかという、自己満足を感じたりもしている。


「思うんです。例え姿形がひいお祖父さま・・・・いえ、ここへ来る誰かの想い人であったとしても、あなたにはあなたの・・・・本当の姿があるんじゃないかって・・・・。違うのでしょうか?」


「・・・・・・」


 老人は初めて哀しい表情以外の感情を現した。

 一寸の驚愕を現したかと思えば、人影がゆらりと揺れ・・・・人影は別人へと豹変していた。


「これは・・・・」


 見知らぬ顔の老人は、驚愕したまま・・・・しばらく動かなかった。自分にも何が起きているのか、分かっていないのかもしれない。


「不思議なことが・・・・」


「・・・・・・?」


 言葉の後、慈愛の気に満ちた優しい表情が、僕に微笑みかける。


「いまだかつて、わたくしは・・・・ここへ来られた方の想い人以外の存在になり得たことはありません。こんなことは・・・・初めてでございます」


 とても・・・・きれいな笑顔をする方だった。ひいお祖父さまが太陽であったなら、きっとこれが月なのだろう。穏やかで優しいやわらかな光を思い起こさせる。


「ときに・・・・」


「なんでございましょう?」


「僕が光の道を行くことは・・・・できるのでしょうか?」


「光の道も、闇の道も・・・・わたくしにはどちらか片方であると断言はできません。道をお選びになるのは、あなた様でございますから・・・・」


「では、その道を選ぶのには、どうすれば?」


「わたくしがこれから案内を致しますこの館の中で、全ては明らかになることでしょう・・・・」


「はい・・・・」


 不安や恐怖や・・・・色々な感情がごちゃ混ぜになってはいるけれど、怯えて尻込みしたって何も始まらない。いつかは決心して踏み出さなければならないのであれば、早いほうがいい。そう構えて、老人を見上げる。老人は不安そうに・・・・まるで孫か何かを心配するような表情で、静かに頭を撫でてくれた。


「私がお手伝いできればよいのですが・・・・何もできな自分が歯がゆくて・・・・仕方ありません」


「・・・・・・」


「どうかあなた様の道が、光の道へと通じていることを、お祈りさせて頂きましょう。もっとも・・・・皮肉なことに、ここは神に見離された地ではございますが、それでもあなた様の世界の神に、どうか、とお祈り申し上げます・・・・」


「ありがとうございます」


 不思議と勇気が湧いてくる言葉だった。老人の言葉には偽りを感じない。真にそうであればよいのにと願ってくれている。何故かそういった心の直感的なものが、身近に伝わってきた。


「では、案内をお願いします」


「その前にお召し物を・・・・」


 いつのまに手にしていたのか、差し出される服を手に取り、広げてみれば、普段着慣れた学校の制服であった。いや、これも自分の想像の産物なのだろう。自分のどこかで、服の概念がこの形にとどまっているのかもしれない。

 いつものように制服を身にまとい、いつのまにか側にあった姿見に自分の姿を映して、服を整える。


「・・・・ご用意はよろしいでしょうか?」


「はい」


「・・・・一つだけ申し上げておきましょう。これからのことはわたくしにも想像の及ばぬことが起こり得ます。しかし、その時にあなた様がどう対応するかにより、主人の気紛れが代わるやも知れませぬ。ここには答えはありません。ですから、あなた様が信念を持って、それを正しいと思って下さい。すべてに定義というものはございませぬ故・・・・」


「・・・・分かりました」


「それでは・・・・参りましょう」


 緩やかに笑みを浮かべて、老人はカンテラの灯を手にして、闇の部屋の扉を開いた。

 廊下は暗く、点在している蝋燭の灯の周辺は確かに明るいのにもかかわらず、壁を映し出してはいなかった。ただの暗闇に蝋燭の灯だけが浮いているように見える。それでもここではそれが見事に調和(いや、実際は不調和とするべきだろうか)しているのだ。

 少し進んだ先で右へ曲がると、次第に壁の模様がはっきりとして、古い木の質感を漂わせ始める。先の方には光が見え、たどり着けば広間があり、二階へと通ずる幅の広い階段があった。まるで中世時代にタイムスリップしたような、その場の威圧感と空気がある。かと思えば、未来に見る廃屋のような、埃っぽさと色褪せた感じが漂う、なんとも不思議な空間であった。

 階段を上っていく老人を追って、共に二階へと登って行けば、階段に敷かれた絨毯のワインレッドが、敷かれてから誰も使わずに古びてしまったような、曇った色に見える。それでもそういうものだと思えば、それが新しいものの様に見えるから不思議だ。

 階段の途中に飾ってあった絵は、見たときには絵だと思えるものだったが、通りすぎてしまうとそれが絵であったのかは曖昧な記憶でしか残らなくなってしまう。

 そして天井に下がる豪華なシャンデリアの灯は、過去の栄光のように、それでもいまなお輝きを放っている。


「こちらのほうへ」


 周囲を見まわしながらで、老人の後を遅れた僕は、慌てて階段を駆け上がり、老人の手が示す方へと進んで行く。

 二階は薄暗かった。夜の闇の中をわずかに月光で照らされているかのように・・・・。

 右の方へ進む廊下は燈もなく、果てしのない真の闇が広がり、左側には大きな木製の扉が、来るものを待ち構えているように見うけられた。


「この部屋は・・・・?」


「どうぞ、お入り下さい」


 蝶番のきしむ音が聞こえ、開かれたそこは書斎であった。古びた本が数多く並び、そのどれも、見たことのない文字で書かれていた。


「どなたかお使いになられているのですか?」


「時折主人がおりますが、ここは必ずしも書斎ではないのですよ」


「それはどういうことでしょう?」


「この館には数多くの部屋が存在し、またここを訪れる方により、部屋は中身を変えてゆきます。今は書斎となってお

りますが、時によって、別の部屋へ変化致します」


 ふと頭が混乱した。老人の言葉を反復して整理してみるに、ここは訪れた者によって、部屋の中身を変える・・・・すなわち部屋自体が、この部屋の場合は書斎であっても、書斎でない時もある、ということになるらしい。

 置いてある本のタイトルも分かるわけでもないのに、背表紙を片っ端から目で追っていくと、ふと気になるものを見た気がした。取り出そうと背表紙に手をかける前に、本はひとりでに本棚から抜き出て、自分の前でパラパラとめくれていき、僕の目前に文字を現した。


「進むは闇、進まぬも闇。時としていずれも光になり得んとす。想いは強いほど光は増し、闇を照らす館の燈となり、

帰れぬ者を闇に帰す。白き火は死者の招き火、青き火は地獄の招き火、赤き火は血の招き火、真実の火は、真実を現して生者の招きに消ゆ。・・・・主人からあなた様への言葉です」


 老人の言葉に・・・・いや、ここに書かれている言葉自体に奇妙な感覚を抱いた。僕はここに、もう一つ別の言葉を見出していたからだ。


「ゆく先々は光も闇もあらぬ、そこが私の館の真の場所である。たどり着くことは不可能、たどり着かぬことも不可

能。何故ならそこは・・・・?」


 本に書いてある一説は、そう見えたように思えた。実際自分には読めるはずのない言語だったが・・・・その後の言葉は擦れて読み取ることができなかった。

 老人は驚愕を隠せずに、一寸茫然と言葉を失ったようだ。


「あなた様は・・・・」


「はい?」


「あ・・・・いえ・・」 


 老人はわずかに見を震わせて、天井を仰いだ。


「ご老人?」


「なるほど・・・・あなた様は他の方と違うわけです。あなた様は主人にむりやり連れてこられてしまったのですね・・・・」


「それは・・どういう・・・・?」 


「わたくしはただの案内人に過ぎません。それすらも変えてしまう何をかを・・・・あなた様はお持ちのようですね」


「あの、おっしゃる意味が分かりませんが・・・・?」


 困惑したように老人に言えば、老人もまた少々困った表情を浮かべている。


「わたくしがお会いしている方は、なんらかの形で死に近い方なのです。ですが、あなた様には、初めからそういった魂の翳りが見えなかった・・・・。あなた様は、何かの目的を持って、ここへ連れて来られてしまったようですね・・・・とはいえ、わたくしにも主人が何を考えておいでなのかはわかりませんが・・・・」


「・・・・・・」


 老人の言うことは本当だろう。ただ、分からないのならば、どうでもよかった。とにかく、自分が向かうのは『光の道』で、現実の世界だ。いつまでもここに留まっているわけにはいかないのだから。


「ご老人、僕は・・・・もちろんここへ来たことの意味や理由は分かりません。今更ここへ連れてこられたことへ嘆いても仕方ありませんし・・・・それにここがどこであれ、僕が帰る先は一つだけですから」


「・・・・・・」


「行きましょう。僕にはここで余計な入れ知恵をされても困りますので」


「それは・・・・手厳しい言葉ですね」


「・・・・済みません。別に、ご老人を責めているわけでは・・・・」


「分かっておりますよ。では、参りましょう」


 老人は微かに微笑を浮かべて、道案内を進めた。あまり変わらぬ様子でいるけれど、一体心の内で何を考えているのか、読めないことが、少々不安をよぎらせる。

 老人が開ける扉から出て、元の階段を登った場所に戻ると、ふと階段近くの壁際に、鏡を尻目にした気がした。その方を向こうとした瞬間、ひどく凍えそうな何かを感じた。

 鏡の中に得体の知れない白い空間が渦巻く。気を抜けば、そのまま吸い込まれてしまうのではないかと言う恐怖感がこみ上げる。


「!」


 低い低い声、深き深き冥府への招きの声が聞こえる。思わず身震いをし、必死にそれと戦う。

 恐いなんてもんじゃない・・・・。知らぬ間に何かに引きずり込まれそうな感覚と必死に戦いながら、その場を微動だにできない。動けばきっとあの白い忌まわしき鏡の中の世界に引きずり込まれてしまうだろう。

 耳をふさぐ。

 目をきつく閉じる。

 唇を噛む。

 心の内で、ひらすら恐くない、怖くない! と叫びながら、震える身体を押さえる。


 ギャアアアアアアァァァァァァァァア!!


 耳を塞いでいても、つんざくような恐怖を導く悲鳴が響き渡り、一層身体に力をこめて抗おうとするが、不意に自分の意に反して両膝が折れる。


「!?」


 何かが身体を引きずっていくような感覚が、全身に悪寒を走らせる。


「!!」


 思わず何かに拳を振るが、何の感触もなく、ただ身体が引きずられて行く感覚だけが鮮明で、懸命に・・・・というよりも無我夢中で、我を失ったように、気が狂ったように、見えない何かに拳を振り続けた。


 怖い。


 恐くない!


 どっちを信じて良いのか分からない。

 それでも引きずられて行くわけにはいかない!


 やめろ!


 いやだ!


 懸命に拳を振る身体は、熱くなるはずなのに、すさまじい冷気が周囲を取り巻き、凍ってしまいそうに身体の動きを鈍くする。


 負けるものか!


 声に出ているか分からないけれど、そんなことはどうでもよかった。只ひたすらに、自分の身体を抱きしめて叫ぶ。


 負けるものか!


 絶対に戻ってやる!


 現実の世界に戻ってやる・・・・!

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