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57.武器・防具ガチャ

今日は3階の部屋で、ノコとシモン達とキリー達を見ながら寛いでいる。

服作りを始めてから、ノコもこの部屋にいることが多いようだ。


カスタマイズでソファーを出し、作業のないノコを抱き抱え、ノコ虫軍の作業を見ている。

キリー隊は服作りができるように練習中で、シモン隊は半分が布作りで、もう半分が糸を操って縫う練習を端材を使ってしている。

販売する服はもうできたようで、シモンも布作りをしているようだ。


「カラッカの街行く前に、『ガチャ』回しとくか。

『秘密基地』が有能すぎるのと周りにエクストラスキルが『秘密基地』って伝えてるせいで、

俺もその感覚になってたわ。なんだかんだガチャに助けられてるのに」


バッグから

ホーンラビットの魔石 203個

リトルデビルラビットの魔石 156個

ストロングボアの魔石 2個

を取り出しガチャに突っ込む。


所持ポイント1,736


「よし!なんか新しいガチャ出てろよ!たのむ!ガチャ!」


☆通常ガチャ

一般的なガチャだよ!

アイテム・スキルなど様々なものからガチャができるよ!

1連 50P 10連+1 500P


☆前世ガチャ

あなたのためになるガチャだよ!

10連1回限りの限定ガチャ!

10連 10,000P


☆武器・防具ガチャ

低級から神級の様々な武器のガチャができるよ!

5連 500P


☆シークレットガチャ

SR以上確定だよ!何が出るかはお楽しみ!

1連 500P



「シークレットには手を出せないんだよな。こういうの損しそうで回せないんだよな。前世ガチャもポイント貯まらないし、戦闘機とか戦車出てこられても困るんだよなぁ。とりあえず新しい武器・防具ガチャにするか。ゴーレの武器も欲しいし、カシムの武器も欲しいし、疾風の斧にもなんかあげたいし。よし!回すぞ!」


【武器・防具ガチャ】をタップする。

ディスプレイが光り、5枚のカードが映し出された。

ディスプレイに触れるとカードが捲れた。


N 木剣5本セット(低級)

N 革の鎧(中級・サイズ自動調整)

N 木の大剣(低級)

N 木の槌5本セット(低級)

N エルフの弓(低級)


「ノーマルしか出ない。なんでー。エルフの弓って当たりじゃないの?もう一回だ!もう一回!」


SR 土帝の大剣(高級)

N 革の鎧(中級・サイズ自動調整)

N 矢50本と矢筒セット(低級)

N ポイズンスライムの毒 1瓶(低級)

N 木の小盾5個セット(低級)


「よかったー。SRでたー!あと毒はヤバいだろ。マジックバッグで埃かぶすわ。もう一回だ!」


N 鉄のナイフ(低級)

N 木の槍10本セット(低級)

R 賭博師の弓(中級)

N 革のグローブ(中級・サイズ自動調整)

R ケルピー革のローブ(中級・サイズ自動調整)



「あー。今回は負け星の方が多いな。とりあえず木の武器は学び舎行き、気になるやつだけ鑑定しとくか。鑑定!」


○革の鎧(中級)

動物の革で作った鎧。

サイズ自動調整がついている。


○革のグローブ(中級)

動物の革で作ったグローブ。

サイズ自動調整がついている。


○エルフの弓矢(低級)

エルフが作った弓。

わざと低級に作っている。

高く売れる。


○土帝の大剣(高級)

土帝の力が込められている大剣。

土属性の魔力を込めると斬れ味が増す。


○賭博師の弓(中級)

3分の1の確率で矢を放つとランダムで効果が付与される。


○ケルピー革のローブ(中級)

ケルピーの革でできたローブ。

防御力と水属性の魔力操作が上がる。

サイズ自動調整がついている。



「鑑定で見ると、なかなか使えそうな感じだな。ニーナの防具とカシムの武器と防具は手に入った感じかな」



▽ ▽ ▽



武器をしまい、夕方までノコ達とじゃれあっているとゴーレがやってきた。


「マスター本日の解体終わりました。予定通り、明日で全ての解体が終わる予定です」

「ありがとう。明日は俺も行くから、皮のクリーンもその時全部やっちゃうね」

「よろしくお願いします。そろそろヒューズ殿達がいらっしゃると思います。この部屋にご案内しても問題ありませんか?」

「問題ないよ。ありがとう」


数分後、疾風の斧がやってきた。

「ライルくん、よろしくー!服作ってもらえるのが楽しみすぎて解体気合い入っちゃったよ!」

「そうね。わたしもだいぶ楽しみにしてたわ」

「みなさん、服は持ってきてくれましたか?」

「もってきたよーー!はい!」


渡された服をシモンとキリーに渡す。

キリーとシモンはすぐに服作りに取り掛かった。


「やっぱり冒険者の服ってちょっと違いますね」

「そうね。私達は王都とかいろんな街を移動してたからいろんなデザインの服持ってるけど、この村の人はみんな同じ感じですもんね」

「カラッカの街でも服のデザインは多いですか?」

「うーん、まあ多少はあると思うわ。領主のいる街だし、少ないけど貴族もいるから」


俺は貴族という言葉に反応した。前世の記憶ではあんまりいいイメージがなかった。

「貴族いるんですか?じゃあドレスとか買えたりしないかな?それをシモン達に見せて、シモン布白で作らせたら高く売れそう」

「それ絶対売れる!!!こんな上質な布見たことないもん!」

「でも、ドレスは高いわよ?ドレスなんて貴族だから買えるもんなんだから」

「じゃあ諦めるしかないかー」


そんな話をしているうちに、服が出来上がっていた。


「あーすごい!早く着たいから帰ろう!」

「クララ!まずは、シモンちゃんとキリーちゃんにお礼でしょ」

「シモンちゃん!キリーちゃん!ありがとー!大切に着るね!」

「肌触り最高だ。明日から着るのが楽しみだ。ありがとう」

「ありがとね」

チチチチ!

シャシャシャ!


シモンとキリーも喜んでるみたいだ。

疾風の斧は新しい服を持って、家に帰っていった。


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