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プロローグ

~~異世界もののみ読みたい人は次から~~

AI疑惑の証拠です。

https://youtube.com/watch?v=FLEfpieRgfQ&feature=shared

ネタバレが出てしまう恐れがありますのでご了承ください。

これは履歴をスクロールしています。

ここはどうなんだ!?という場所があれば言ってください。そこのスクロール動画を見せます

https://youtu.be/oz99Vv5G108?si=SZRrZHHa9bX7CoqN

これはノンストップ書きです。




「――カチコミじゃあ!!」





怒号が、闇組織の事務所に響いた。

その直後、蹂躙が始まる。


『な、奴だ! 奴が来たぞ! 総員、逃げ――』


シュン……ポトッ。



短い居合いの音。


それが、この場に響く唯一の音だ。


音が響くたびに斬られていく。


首が、腕が、命の灯火が、床に転がっていく。


ザン……ポトッ。シュン……ポトッ。


逃げ惑う男たちの背を、二振りの刀が音もなく撫でる。


見ることすらままならない超高速の連撃。


命を奪うその手際に、迷いも慈悲も…


存在しない。


『ひ、ひぃ! あ、悪魔……悪魔だぁぁ!』


シュン……ポトッ。


もはや“死”は、流れ作業のように淡々と行われていた。


〖おやおやぁ。ひっどい事件だねぇ。一体、どこのどいつがこんな趣味の悪い真似をしているんだか〗


軽薄な声が、血の海の真ん中で響く。


そこに立っている彼の姿は、誰の目にも映っていない。


〖え、僕の名前?

知りたいかい?

うーん、どうしようかなぁ。

……ん? 僕じゃない?〗


彼の視線が、返り血を浴びて紅に染まった一人の少年に向けられる。


狼を模した鉄の面を被り、右手に紅、左手に翠の刀を提げた男の姿。


〖あぁ彼のことか、

知らないのかい?

最近、関東で急速に勢力を広げている新進気鋭の極道組織、青狼会。


その第二席 右腕にして最凶の極道、【狂狼】だよ。


ま、表の人間はヤクザなんか知らないか、

伝説みたいな存在だけどね。


……で、だ。

僕の名前、やっぱり知りたいだろ?


だろだろ?〗


彼は、楽しげにステップを踏む。


〖ざんねーん! 教える義理とかないじゃん!〗


ひとしきりおどけた後、彼は指を鳴らした。


世界の自転が変化し、時間が狂う。


〖おいおい、そんなに怒るなよー。

怒るのは健康に悪いんだよ。〗


〖お、おっと、あっちも決着がつきそうだよ。〗


もう一度指を鳴らす。


世界の理が元に戻る…。


『ま、待ってくれ! どうして、どうしてうちを襲ったんだ!? 理由はなんだ!』


噛犬組の組長が、ガタガタと震えながら命乞いをする。


狼の面が、ゆっくりと首を傾げた。


「理由? ……ねぇな。『は?』強いて言うなら、お前らには“死に時がきた”からだ」


『んな……んな殺生な! 筋も通さねぇで、カチコミしたってのか!』


「あぁ? 強盗、詐欺、強姦、殺人。

身の丈に合わねぇ悪事で散々甘い汁すってきただろう、どの面下げて俺に説教垂れてやがる!」


ガンッ!!


狂狼が机を蹴り飛ばす。


その音だけで、組長は腰を抜かした。


『ご、ごめんなさい、許してください……金なら、金ならいくらでも出しますから……!

く、靴の裏も舐めましょうか?』


「……金ぇ?

テメェが先週、裏カジノで組の金溶かしたことも知らねえと思ってんのか。


手元に残ってんのは、明日にはケツ拭きになる予定の泥沼の借用書だけだろうが」


『な、なんでそれを……!』


「てめぇ、地獄に落ちる覚悟もねえのに、この道に足踏み入れやがったのか、あぁん!?」


狂狼の声は怒りに溢れていた。


筋の通らない暴力には、死を以て報いる。


恩人に手を出した奴には、絶望を以て報いる。


それが彼の仁義だ。


「……安心しな。痛みを感じる暇もありゃしねえ。地獄への片道切符だ、受け取れ」


『あ、悪魔……悪魔め……ッ!』


シュン……。ポトッ。


「残念ながら、俺は悪魔じゃねえ。

……ただの狂人だ。

ってもう、聞こえてねえか」


狂狼は刀を鞘に納めると、懐の携帯を取り出した。


「……あぁ、俺だ。

ここもちげぇ。……シケた面しか拝めなかったぜ

……チッ、うちの若い奴らを攫った奴はまだ割れねえのか」


«すまない……ボクが、油断したからだ……

……あそこでタマをとっておけばよかったか……。»


受話器の向こうから聞こえる、沈んだ声。


狂狼は短く息を吐く。


「……過ぎたことを言っても始まらねえ。

次だ!

どの面たたき割りゃあいつらの居場所が知れる!」


«……誘拐専門の闇組織、黒烏だ»


「了解」


〖おぉ、情け容赦がないねぇ。痺れちゃうよ〗


彼は、電話を終えた狂狼の顔を覗き込む。


〖仕方ない、僕の名前を教えてあげよう。

流石に僕の本名は言えない決まりだからね。

……そうだな、“観測者”とでも呼んでよ。

っていうか、信じられるかい?

あの【狂狼】、あんな凄みを纏っておいて、まだたったの十七歳なんだぜぇ? 驚きだよね。

前途多難、将来有望、可能性は無限大って訳だな〗


観測者の声が急に冷たくなり、残酷な笑みを浮かべた。


〖――まぁ、今からシヌんだけどね〗


世界が不吉な赤に染まり始める。


夜の街に虚空から生まれたヘッドライトの光が、不自然な程に白い光が輝く。


時が止まったかのように体が動かない……


「……クソッタレ……。」


それが、最強の極道が征く【二度目の生】へのプロローグだった。


初めまして。僕のデビュー作ということなんですけれど、この物語、実は数年前から考えていてようやく執筆に手をつけたんですよね~。なんで皆さんからのご指摘心よりお待ち申しています。次はとうとう異世界ということでもうちょっと量増やす予定なんで、、、今後もよろしくお願いします。

「」は主人公の声()は主人公の心の声

です。

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