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0.2話 なろう

※次話も同時投稿しています。ご注意下さい。


「おい!私は由緒正しき貴族だ。とっとと冒険者とやらを紹介しろ。ふん、なんでこの私がこんな小汚い所に…。」

「は、はい!少々お待ち下さい!!」


 俺達が読み終え、ギルドから出ようとした時その声は聞こえてきた。

 

 ゴテゴテと装飾のある衣服、様々な宝飾品、肥太った体型、不自然に浮いた髪、そして見事なヒゲ。

 なんて分かりやすい悪徳貴族なんだ。

 ああいうのには近づいちゃダメだ。


「うわぁ、悪役テンプレみたいなお貴族様がいるぞ。」

「ホントだな!!」

「……おい、お前まさか…。」

「せっかくだ!バカやらなきゃダメだろ?」

「はぁ…お前にあの日記見せたのは失敗だったな。」

「にゃはは!ほら、話聞きに行こうぜ!!」


 肥太ったおじさんへ嬉しそうに話しかけるアイツの元まで肩を竦め近づいていく。

 それにしてもなぜ、冒険者ギルドに貴族がいるんだ?

 ……報酬何かな?

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