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【エルシャドール視点】失態

「エルシャドール!お前さんが連れてきた奴が衛兵を殺して逃げたぞ!」


その言葉に疑問が溢れた。あんな気のよい御仁がそんな愚かなことをするのだろうかと。村長とともに現場を見に行った。3人とも村一番の悪ガキどもだ。よく見知ったやつらだ。


調書を確認すると落書きされている。つまり、尋問という名の強請りが目的だったんだろう。


よくこいつらに金を毟り取られたって訴える冒険者がいた。こいつらが村長の知り合いだからと見逃されてきたが…


とはいえ、今回は私の命の恩人だ。彼を見たという村人たちの証言を聞くに、オーク3体を倒してそいつらを村まで引きずってきたんだそうだ。


とんでもない怪力と腕前だ。つい先程依頼を受注したばかりだというのに…


「どうしてくれるんですか?村長。彼は私の命の恩人だとお伝えしていた筈だ。」


「それはそうかもしれんが。その男は3人を殺しているんだぞ…」


「そりゃそうでしょう。こいつら、ナイフとガントレット、斧まで持ち出してる。脅しどころか、殺そうとしてるじゃないですか!」


「それは…」


「私の恩人がこの村に来たことを恨みに思ってしまったでしょう。もし魔王軍に入ってしまったら責任取れるんですか?こんな担持側でオークを討伐できる人材なんて魔王軍だって欲しいでしょう!?」


「捜索隊を…」


「ここからですか?もう日も落ちた。夜の森に入るのは危険すぎる。」


「ではどうすれば…」


「もういいですよ。あの御仁ならきっと無事に切り抜けるでしょう。」



エドワード殿…どうかご無事で。

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