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SOYUZ ARCHIVES 整理番号S-22-975  作者: Soyuz archives制作チーム
Ⅱ-3.ダース山の戦い
75/327

Chapter 69.Air Fortress in the Sky(1/2)

タイトル【空駆ける陣地】

ゲンツーの街一つ、ほとんど血を流さず駐屯にしたSoyuzだったが、たかだか一つの県を超えただけでありファルケンシュタイン帝国首都は遙か先にある。



フェンサーFでの観測によればジャルニエからおおよそ1000km弱離れているということもあり勝利の美酒は未だに味わえそうにない。


加えて現代的な調査のメスが一切入っていない異次元ということもある。


学術旅団による探査が進めなければならない事や、開拓についてもジャルニエ城まで鉄路を引かなければならないことが度重なり休みなく動き続けていた。



ともあれ早速学術旅団が派遣されることになるのは当然の成り行きになるだろう。


だが事情は常に変わるもので、ハリソンのように都合よくはいかなかった。

理由は冴島の提出したゲンツー・レポートである。


少佐と指揮する部隊が一晩滞在し簡易的ながら周辺調査を行って書き上げたものでSoyuzスタッフが駐在するにあたって必須。


本部拠点に送信され、レポートを権能は躊躇った。



それもそのはず、Soyuzスタッフと分かるなり態度を一転させ、激しい排斥を行うというものである。

罵詈雑言なら軽い方で平気で武器を振り下ろして実力行使を取ってくる様も散見されており戦車への投石も絶えない事例も多々ある。



そんな場所に非武装同然の学者など到底送ることなど自殺行為に等しい。


ならばどうするか。一見して得体の知れない装備のSoyuzスタッフが排斥されるならば一見して易々と見破ることのできない人間、現地スタッフによる諜報員を派遣してしまえば良いのである。


「…ていうわけでお前しかいないって訳だ」


「マディソン、お前というやつは…俺を便利な道具か何かと勘違いしてないかオイ。——ハリソンの連中だって流石にヨソ者をいきなり殺すなんてことはしねぇな、なーんかキナくせぇ。だがな、出すもん出さなきゃ仕事しねぇぞ」


そこで白羽の矢が立ったのは、いい加減かつ品がない上に都合の良い男。ガンテルであった。




—————



 ——ウイゴン暦6月15日 既定現実6月22日 午後3時14分


早速原因究明の調査員としてガンテルがゲンツーに投下されるに至る。


偽装用にマリオネスから捕獲した装備をベースにスナイパーの鎧が修復され、背中には立派なガローバン。

一見してSoyuzスタッフとは分からない。

オペレーターにはちょうどハリソンにいたコノヴァレンコが担うことになった。


それに加えて万が一の事態が発生した時のバックアップとしてジャルニエ基地よりいつでもハインドPが待機している。


彼を押し込めているヘリはゲンツー周辺に着陸して早速市街地に向けて移動し始めると本部から無線の呼び出しが入った。


【どうだ乗り心地は。】


無視するわけにもいかず急いでヘッドフォンと耳栓を外して超小型無線イヤホンを装着してから応答した。


【この世の地獄を集めたような音で早速耳が痛い、空は勘弁しれくれ】


山奥で針の落ちた音さえ嗅ぎつけて矢を放てるほど敏感な五感を持つヤツにとってローターはこの世の終わりとも思える騒音である。耳栓の上に遮音ヘッドフォンをしてもこの有様である。鋭敏極まる彼にとって根本的に乗り物に向かないらしい。


【お前、フェラーリでぶっ飛ばしたら同じこと言うだろうな。——作戦を開始せよ】


耳鳴りを振り切るため頭を揺らして振り切ると作戦が始められた。


「さぁて仕事始めるか」


兜を整えて珍しく真剣な眼差しをゲンツーの街に向けると、その瞳には無数のレンガ煙突から出る煙と違法建築上等の炭鉱街が映っていた。



——————


 

「空気が悪いってもんじゃねぇ、どこもかしこも鍛冶屋かなんかみたいな匂いがしやがる」


正面入口を難なく突破したガンテルは思わずこうつぶやいた。ハリソンとうって変わり、確実に体に悪いようなものを燃やしたかのような匂いが充満し、山のふもとにも関わらず気温はハリソンと大差ない。それだけ熱気が凄いのだ。


そこら中に不安になるような建て方をした家屋が立ち並んでおり、住人の感じもどこか妙だ。

まるで抑圧された兵士のように殺気立っているように見えるのだ。


 早速辺りを見回すと鍛冶屋がずらりと立ち並び、彼の行きつけとしそうな代物はこれっぽっちも存在しない。その代わりに飯屋が乱立していた。


【こちらunder groundガロ―バン用の矢を買いに行くついでに武器屋の様子を確認する。結構回るかもしれない】


早速ガンテルは調査に都合の良いことを思いつくとガヤにまぎれるようにボリスに対して許可を取った。一度行った潜入任務、二回目となる今回は慣れたものである。


【了解】


許可が出るなり頬裏に舌先をつけて左右に振りながら、目についた武器屋に向けて足を向けるのだった。


—————


——武器屋【イジェークト】


ガンテルが目を付けた店、イジェークト。

入り口そばにあったというだけで決めた場所である。それ以上の理由を求めるだけ酷だろう。


分厚い木の扉を開けると生暖かい空気が包み込んだ。どうにも鍛冶屋を併設した店であり、壁に貼り付けられた木版によるとどうやら匠の手によって作られた武器を直接売っているらしい。



品揃えも半端なものではなく、店の壁を全て刀剣類がずらりと吊り下げられ銀の壁と言っても差し支えないだろう。


銀等級の高級槍や剣や斧に留まらず正規品と大差ないソルジャーキラーや深淵の槍が使っていた馬上大型剣ヴェランダル、挙句の果てには複製品と思われる魔甲式対装甲射出器【ニース】に単装版の【ダール】まで非常に高価ではあるものの売られているのだ。


明らかに軍用としても文句が出ない仕上がりの武器が売られている光景にガンテルは思わず舌を巻いた。


「お客さん、どこの人間だ」


店主の鋭い声に彼は思わず体が跳ねてしまった。一瞬驚いたが普通店でそんなこと聞くだろうか。素早く考えた末に確信した、この街は極端に排他的だと。


不自然に思われないよう目の前のヴェランダルを見つめながら不可解な問いにこう返す。


「ただの戦争帰りだよ。ガビジャバンで野暮用があって帰るのが遅れちまって。こんないいい代物置いてるなんてびっくらこいた。それを見越してちょっと確かめてもらいたいんだけどよ、ガローバン用の矢って置いてるか?」



久々に悪寒がするような思いをしたが何とか疑われずに済んだらしく、店主はカタログを取りに行くため一旦奥に行くと、冊子を開きながら要望に応える。



「ああ、1ダーラ(15本) 8万4000Gだが…あんた払えんのかい」


「最近デカいことやったんだ、任せとけって」



ガンテルは不敵な笑みを浮かべながら店主に向かって振り向いて言った。



——————


【状況を報告せよ】


あらかた買い出しを終えたガンテルに向けてコノヴァレンコの鋭い声が届く。


だが彼は四六時中見張られているかのような状況なため、人気が少ない場所を探して隠れるようにしゃがみ込み、気配を殺しながらありのままあったことを報告する。



【——こちらunder ground。一応買えたにゃあ買えた。に、してもよそ者に対してクソみたいに警戒してやがった。】



【あのアーマー野郎がぶち抜かれてもおかしかねぇ。普通武器屋じゃあんな代物売ってるなんて聞いてねぇ。なんで敵国の武器まであるんだよ、おかしいだろ。…っても俺がどうこうできる事じゃあねぇしな、酒でもかっ食らってくる】



【了解、持ち帰って来いよ。一瓶丸ごとテイスティングしてやる】


承諾を得るとさっそく行動に移ることになった。


歩みを進めてもバランスが一部おかしい建造物が立ち並び、煙突からは常に煙が出たままだ。此処まで極まると一種の芸術だ。


そしてこの街の雰囲気、以前に来た解放前のハリソンと同じような空気にはどうも慣れない。


だが決定的にハリソンとは違う面がある、それは相互監視する日常に慣れ嬉々として排除しようとしていること。どのみち軍事政権に移行してからこのようになったに違いない。地獄の床でも舐めて居ろ、と彼は思った。


 活気あっての街である、陰湿な空気を纏って死んでいく街。惰性に満ちていたガンテルの信念をたぎらせていた。ハリソンのような場所を増やしてはならない、その思いを固く胸にして大通りに出ると、膨大な鍛冶屋に埋もれるようにしてそれなりに大きい酒場が鎮座していた。


——————


 いかなる場所、次元を変えてもアルコールを入れた人間が集う所は常にせわしなく、かつ騒がしいものである。


希望の失われた相互監視世界のような住人が住まうような地獄でもそれは変わらない。

飯時を過ぎた頃であろうが飲んだくれというものはいつまでも居座ってワイワイと騒ぎ続けている。



カウンターの奥に調理場でもあるのだろうか。

胃をくすぐる香りが漏れ出ており、小腹をくすぐり空腹感が増していく。

目の前で旨そうな飯を食う様を見せられるコノヴァレンコが気の毒だと思い、ガンテルはそそくさと冒険者向けの依頼が大量に張り付けられた掲示板を探すと遠目から大きな板を発見した。


「この野郎どけコラ!」


騒ぎ立てる酔っ払いを押しのけながら掲示板まで躍り出ると、竜鱗のように無数の依頼が掲示されていた。流石は労働者の次に多い冒険者の街、相当数の仕事が集まっている。


—————



鉱物の採取、泥炭採掘作業などの手伝いと同等のものから凶暴な野生竜やワイアームの討伐などの大いなる危険を孕んだものまで揃う、質を問わねば何でもあるというと言ったところ。


それぞれが似たようなばかりだったが、ある依頼書を見た瞬間ガンテルは戦慄を覚えた。様々な掲示に隠されるようにしながら彼の目前で、とんでもない物体が存在していたからである。


「——異端軍兵討伐、一体につき80万G…!???!?異端兵器討伐1000万…?」


そこにはSoyuz兵と戦車が手配されていた!


大方想像で書いたにしろ、やたら精密に描かれていることが伺える。

片方はグルードやパルメドが付けている武器だと分かったが、車両に疎いガンテルにはもう一方の兵器はわからなかった。


いずれにせよ【Soyuzに対して危害を加えることを促している】ことに他ならない。

固まったのはガンテルだけではない、隠しカメラの映像をモニタリングしていたコノヴァレンコも同じだった。


あまりに精工に描かれたBMD-2と、ところどころ独自解釈が入りつつも画家の作品と疑うような仕上がりのSoyuzスタッフ。

これだけの情報がある以上説明会で発生した隊員襲撃未遂事件が起こるはずである。




【そのまましばらく動かず待機せよ。——撮影開始】


あまりの光景に目を疑いつつも中尉は冷徹に指示を飛ばした。どんな事実であれ、ありのままを伝えねばならない。


随時送信されてくる映像からスクリーンショットを何枚か撮影し終わると、急いでソ・USE経由で冴島少佐に向けて送信するのだった。


しばらくするとガヤに混じりながらガンテルより連絡が入る。


【under grand.もういいか、動くぞ。とりあえずギルドの依頼受付にどういうことか聞いてくる。あいつらならどこのどいつが頼んだか知ってるだろ。それに報酬も一人80万、デカブツで1000万、正気じゃねぇ。】



【大体こういうのは4・5万っていうのが相場ってとこだろ。俺がクソほどにも金がないときやってたから鼻でわかるってもんだ。——オイ、でかいヤツだけどよ、こいつ街でちらっと見たぞ。】



彼の証言が正しければ悪意を持ってSoyuzに危害を加えようとしていたことが明らかになる。それも害獣ように扱い、体のいいように排除しようとしているのだから堪らない。



これがが少佐に知れたなら、と中尉は軽く想像してみた。猛牛のように怒り狂う様が脳裏に浮かぶ。

悪化しようものなら少佐は平気で最終スイッチを押しかねない。仕事に徹した冴島は絶対にそうするだろう。


だがここで馬鹿正直に通達し、即座に火力支援で地図から消す訳にはいかない。

この手の問題は根が深い上に一筋縄では解決しないことくらいわかっていた。問題は一体この責任をどこに問うべきかを入念に判断しなければならない点に尽きる。


そのためコノヴァレンコはガンテルの行動にケチをつけることなく了承したのだった。


【了解】



—————



 酒場に置かれている掲示板の情報を元に依頼を受けるには、大方そばにある出張窓口に足を運んでギルド職員に依頼の詳細情報や取り分に関して相談してから始めて受けることができる。


報酬の2から4割がギルドの分け前となり運営されているのだ。


取り分の相談なく勝手に依頼を遂行されてはそこの段階で揉めることは必須なため、どんなゴロツキでも筋を通さざるを得ない。


張り出された木版曰く二階のバルコニーに出張所があるらしくガンテルは問題の掲示番号を焼き付けてから向かう。


小さなカウンターと棚に挟まれ、ある程度身なりがしっかりした男が座っていた。

物置として半分侵食されかけてはいたものの、一応受付であるらしい。男はガンテルを見つけるなり早速声をかける。


「その顔、仕事が欲しいって感じだねぇ。番号を言いな」


あれだけ活気があるにも関わらず暇をしていたらしく受付はガンテルに軽口を飛ばしてきた。


「依頼番号336と335について聞きてぇことが山積みだ。」


「ちょっとまってくれよな、頼む」


彼が依頼について資料請求をかけると、男はしばしカウンターの下に潜り込んで記録帳簿を引っ張り出した。


「異端軍の人間と兵器の排除であってるね。依頼者は帝国陸軍だがどーにもそれ以上細かく言ってくれなかったぜ。英傑サルバトーレ少佐が依頼してたことは覚えてるぜ、なんせあんだけの有名人だかんな。握手してもらった。…わかんねぇか?ほら、青紫の鎧がトレードマークのトップ・エース。だけどこれ受けんのかい?帰ってきたヤツいねぇ依頼だぞ。」


点と線がつながった。今まで少佐率いる戦車部隊を攻撃してきた謎の集団はここで依頼を受けていたのである。




—————



【こう言った案件は少佐が撤去命令出して騎士団の連中が作業しているはずだ。何でここにある。聞き出せ】



このような外観誘致にも匹敵する事態を見たコノヴァレンコだったが、何故放置している理由を聞き出すためにガンテルに無線で指示する。



「どこのどいつが出したかが問題じゃあねぇんだ。俺が聞きてぇのは。誰も帰ってきてねぇのも当然だ、そもそも軍が抑え込めねぇ相手をその辺のボンクラに頼んで達成できると思ってんのか。——面白そうじゃねぇか、もっと知りたくなった。教えてくれやしねぇか。」



ガンテルは否定から一転、好奇心を出しているかのように立ち回ることで相手が自分のペースに乗せようとした。詐欺と賭博、あらゆる悪事に長けている彼の十八番(鉄板芸)


 すると見事口車乗せられた受付は身を乗り出しながら語り始めた。


「いやぁーッ嬉しいねぇ!どいつもこいつも怖がっちまってどうなるかと思ったよ。

取り分は既定で3割ってことになってるから前々から皮算用してたんだけどよぉ、300万と240万Gなんて大金がはいるんだ、あんたはその二倍…どっちにも旨いんだ、載せ続けてた甲斐がある!」



「連中は怪しい連中の犬になっちまった防衛騎士団が撤去しろだの言ってたけど無視して残してたんだよ!残ってんのはうちともう一つあったかな…まぁいい、あんたみたいなエリートがいればみんな幸せになれるってこった!カーッ、いいことあるもんだねぇ!ここまで来て引き下がるって訳じゃあねぇだろ。な?」



音声記録装置という罠に動かぬ証拠がかかった瞬間だった。

大金を餌に目が眩んだ人間を使い捨ての駒として調達する。何と悪辣な兵員補充だろうか。


伝説の男ガンテルであっても思わず血の気が引くのがわかった。一度Soyuzに喧嘩を吹っ掛ければいかに恐ろしい存在かまるで理解できていないこの惨状に一瞬どうしていいのか分からなくなるほどに。



「——ま、そうだな。手ごわい相手ってのはいいんだが想像以上だったわ。装備を整えて考えてみる」


「それを待ってるぜ」


ガンテルは適当なことを言ってそそくさと酒場を後にした。一番恐ろしいのは相手にしている敵のことをわかっていないバカだということが骨肉までに染みついた。


立場を帝国軍に入れ替えて考えると皆殺しされても仕方がないことである。ぼやぼやと考えているとコノヴァレンコから連絡が入った。


【聞きそびれたんだがギルドについて説明が欲しい。】


中尉は怒涛の展開で明るみになる事実と少佐への連絡で忙しかったがために聞きそびれていたらしく、今更に聞くかどうか怪しいような質問だった。


【ギルドってのはいわば外から依頼されている仕事を張り出したりとか仲介とかいろいろやってる場所だ。報酬は仲介してるやつと仕事をこなしたヤツで山分けってわけだ。】


【金さえあればそこら辺のガキや売春婦、軍から将軍からも仕事を頼める。冒険者集団はこの分け前で生きてる人間って訳だな。…管轄はどこだっけな、ずいぶん前だから忘れちまったが大方は国の制度なんだが最近じゃ防衛騎士団が管理してることもあったな。ハリソンとかそうだったような気がする。】



【……俺はこいつらが嫌いだ、税金は払わなくていい上に好き勝手して暮らしてんだからな。ああ、腹立ってきた、風俗行ってくる。——これは調査の一環であり特に…】



彼に勘違いや覚え違いさえなければ[ギルド]は職業安定所のようなところであり日雇いの仕事としてSoyuz退治が張り出されていたということになり、よりによって管轄が騎士団長ならSoyuzの契約に反することになるだろう。


それにガンテルはどさくさに紛れて風俗に行こうとしていることに感づいた中尉は言葉尻を強くして却下した。


【それは認められない】


ともあれ様々な証拠が集められた以上、ただでは済まない。コノヴァレンコのソ・USEにはデータ送信済みの通知が表示されていたのだった。

次回Chapter70は5月1日10時からの公開となります

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