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遭遇
「一応、行ってみるか?」
「命ちゃんかもそれないしね」
「わかった」
というわけで、僕たちは一キロほど先の場所へと向かった。
「君たち、なにやってるの?」
男たちに声をかける。
「てめえは関係ぇねーだろ」
「まあ、そうなんだけどさ……どうかな? 優有」
「命ちゃぁぁん」
「妹よ、どっかで見たことのある呼び方で親友を呼んであげるな」
となりに妖精がいるかもしれないだろ。
「優有ちゃん?」
男たちに囲まれていた女子高生がつぶやいた。
「うん、そうだよ」
「……どうして、ここに?」
「心配だったんだよ」
「……そうなんだ。ありがと」
命ちゃんはそう言った。
「あなたは?」
「こいつの兄貴の血常傷治だ」
軽く自己紹介をする。
「……血常……傷治」
「どうしたんだ?」
僕は命ちゃんに問いかける。が、それと同時にとある声が響いてきた。
「ほう、真祖の眷属ねえ」
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