戦略
注意!!
重症を負うシーンがあります。
「さあ、諦めろロッド、武器がなければ俺は倒せん」
「諦めろォ?…やだね」
「はッ!!丸腰じゃあ俺には勝てんよ」
「それはどうかな」
すると、ロッドは近くにあった石ころを持った。
「うオラァ!!」
ロッドは石ころを数個投げた。
「悪あがきかァ?」
サニーは石ころを次々と砕き落とした。
刹那、サニーの背に激痛が走った。
「がァァァァ!?」
サニーは思わずその場に倒れ込んだ。
「俺のその棒、洞窟のデコボコにハマって突っ張ってるよなぁ?つまり、この突っ張りが無くなれば棒は勢いよく飛び出る、石ころを投げたのはお前に向かってではない、棒に向かって投げたのだ、反発力で勢いよくお前に直撃するようによォ!!」
サニーは後ろを振り向いた、自分の背には鉄の棒がくい込んでおり、当たったところは対して急所ではないが、大ダメージを負った。
「まずいッ!!これ以上ダメージを負ったらまずいッ!!」
サニーは棒を奪われないように持ち、洞窟から逃げようとした。
しかし、ダメージのせいで動きにくかった。
「鈍いぜッ!!」
ロッドはサニーの背に思いっきり石を投げつけた。
「グェェエエ工!?」
サニーは倒れ込み、ロッドはサニーから棒を取り上げた。
「さぁ!!できるだけ苦しむように殺してやる、覚悟ォ!!」
ロッドは棒をサニーの頭部に思いっきり振り下ろした。
瞬間、肩に激痛が走り、攻撃を中断してしまった。
ふと肩に視線をやると、ロッドの肩には1本の矢が刺さっていた。
「何ィ!?」
「それで左腕は使えません、見たところ、両手がないと棒を操れないようですね。」
駆けつけたのは、千咲とソウルだった。
「サニー!!いけるー!?」
「ごめ〜ん、ちょっと無理ぃ〜。」
「わかった」
千咲は素早くロッドに近寄り、片目を切りつけた。
「ぎゃァ”ァ”ァ”ァ”ァ”!?」
「次はもう片目だ、覚悟しろよ。」
千咲はロッドのもう片目に向けて、ナイフを構えた。
「組織について話せ。」
「…」
「話せッッ!!」
千咲はロッドの目がスレスレのところを切りつけた。
「ッッ!!」
「話せ」
「あの方は……裏切れねぇなァ」
すると、ロッドは肩に刺さった矢を千咲のナイフを持っている手に突き刺した。
「なッッ!!」
ソウルに打たれるため、ロッドは千咲を盾にして洞窟をでた。
千咲はロッドに投げられ、打撲を負った。
「逃げ……られた……」
「まずは手当てを!!」
ソウルは素早くサニーの背を縫い合わせ、千咲の手に包帯を巻いた。
外にでると、空は暗く、ヴァレはすでに寝ていた。
「数日はここらでゆっくりしましょう。サニーさんはどうせすぐ完治します。」
「そうだね…」
千咲はナイフを使ったのに負けたのが悔しかった。
千咲の横で、サニーはぐったりとしていた。




