ボーナストラック③「『戦国恋うる君の唄』×『軍チカン兵衛』」
こちらは戦国恋うる君の唄100部突破記念に書いたものです。最終回についに虎ちゃん出してしまいましたが、二人も意外にバランスがよくて相性がいいのかも知れませんね…またどこかで嫌がる虎ちゃんも引っ張り出そうかなと思います。
(ナレーション)「ちっちゃい萌え美少女を崇拝する上杉景勝公の紹介で、チカン兵衛はついに別連載100回突破記念の長尾虎千代への単独インタビューに漕ぎ着けたのでした…」
(チカン兵衛、若い女の子の上杉謙信にいきなり本音炸裂)
「うえっへっへー景勝殿の言う通りだ、ちっちゃい萌え美少女って最高だなあ!」
「ぶっ、無礼者っ…初対面で何を申しておるか!?」
「はっ、ご無礼を!(やっと身分の違いに気づく)のちの関東管領だった…(本人を前にメモを取り出していそいそ読む)あ、その、長尾虎千代公にあらせられましては『戦国恋うる君の唄』連載100回突破?えっと、祝着至極に存じ奉って…ござるでござりまする(たどたどしい棒読み)」
「しゅっ、祝儀大儀。ここへ来て、そんな心こもってない祝辞を受けるとは思わなんだわ(;´Д`)」
「何を仰有られまするや!この軍チカン兵衛、萌えと絶対領域は一なるものと日々心を砕いておりまする。ましてや戦国の軍神上杉謙信公がまさかの萌え美少女となれば。たまんねえなあ!」
「ううっ…何か知らぬが誉めてはくれておるのだよな?」
「はい。もはや虎千代様のちちしりふともものことしか考えられませぬ」
「なんじゃこいつ…(身の危険を感じて後退りする虎千代)まっ、まあチカン兵衛、お前もこのわたしと同じ作者の連載戦国時代劇ゆえ、頑張れば良いのではないか?」
「はっ、勿体なきお言葉!チカン兵衛、虎千代様のように100回ちちしりふとももで頑張ります」
「わっわたしはそんなことはしておらんっ!」
「制服とかメイド服とか水着とか来てたじゃありませぬか!」
「いっいやっ、それは…わたしのせいじゃないもん!まっ、真人のやつめが…」
「ほほう。彼氏とそのようなプレイを楽しむと言うわけですな?」
「たわけっ!もうよいわ!そもそもおぬしは、せくはらをしに来たのかっ?」
「これこそチカン兵衛のキャラではありませぬか♪で、この後の撮影会ではどのコスで出て頂けるので?一通り用意してますが?」
「さっ、撮影会など聞いてにゃい!話が終わりならわたしは帰るぞ!」
「おっと。迂闊に動いていいのかなお姫さま」
(邪悪な宣教師の笑みを浮かべるチカン兵衛)
「ビダルかお前は…」
「動かないことだ。いいのかな。動くと…カメラがずれる」
「盗撮しておるだけでないかっ!」
(編集注)チカン兵衛通報のため以下割愛させて頂きます。
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