【新クエスト】技能を取得しろってさ(´;ω;`)【やってくよ】7
とりあえず、十階層へ来てみた。
ちなみに、このダンジョンは300階層ある。
地図に、【10/300】という表示が出ているからだ。
《コンビニ有りそう??》
「んー?
なんだこれ??」
売店の表示はない。
代わりに、なんかよくわからない印を見つける。
真っ黒い、ギザギザの印があるのだ。
ギザギザで歪な丸い形をしている、印だ。
休憩スペースとはまた別の、やはり広い部屋のような場所にその印はついていた。
《怪しくね?》
《怪しいなぁ》
《でも、なんだろうな?》
《ここになんかある、とか??》
《なんかあるとして、それってなんだ??》
「行きますか??」
エリーが陽佑へ尋ねる。
「へ?」
エリーが、陽佑のステータス画面を覗き込みながら続ける。
「もし、ここに行くようなら準備だけは万全にした方が良いかと」
「え、えーと、エリーはここに何があるのか知ってるの??
この印のところ」
「いえ、ただ準備だけはした方が良いかと」
《むむむ》
《これ何かあるけど、エリーちゃんは言えないやつかな?》
《かもな》
《でも知らないっていってるぞ》
《エリーちゃんはお助けキャラだぞ、こういう時の助言役も兼ねてるんだろ》
《あ、なるほど》
「準備って言っても、コンビニはないし」
《ガチャがあるだろ》
《ガチャすれば??》
《休憩スペースの表記あったろ、そこでガチャして武器とかポーションとか手に入れれば??》
《( ゜∀゜)o彡°ガチャ!ガチャ!》
《ガチャなら準備できるだろ》
たしかに休憩スペースはある。
レベリングで手に入れたメダルも、まだ余っている。
念の為、魔法袋に突っ込んであるメダルの残り枚数を確認する。
残り二十五枚。
《お、五枚のガチャなら五回やれるな》
《技能取得のガチャもあるかな??》
「とりあえず、休憩スペースに行ってから考える」
休憩スペースには難無く着いた。
というか、モンスターと遭遇しなかったのだ。
そのことを呟くと、視聴者がこんなコメントを書き込んだ。
《遭遇しなかったって言えば、ほら、あの子たちとも遭遇しなかったな》
「あの子たち??」
《ほら、カイト、エリナ、メグミって子達》
《そういやそうだな》
《どっかで追い越したか、入れ違ったんかな?》
《かもなー》
そういえば見かけていない。
たぶん、視聴者達のコメントのように、どこかで追い越すか入れ違ったのだろう。
「あ、ガチャが四台ある」
休憩スペースを見て、すぐに気づいた。
ガチャが一台増えて、四台になっている。
《お?!》
《と、いうことは??》
ドローンが四台目を映し出す。
それは紛れもない、技能専用ガチャであった。
何故なら、【技能取得専用】と表示が出ていたからだ。
しかし、これまでのガチャと違ってデカデカとハテナマークも描かれており、注意書きまであった。
【何が出るかはお楽しみ!!】
ちなみに一回に必要なメダルの枚数は十枚であった。
《抱き合わせのガチャ、こんなのあるよな》
《神様、ガチでこっちの世界のガチャ取材したんだな》
「十枚、十枚かぁぁぁあ、どうすっかな」
《どんな技能が出るか不明か》
《しかもメダル十枚使うって( ̄▽ ̄;)》
《メダルの枚数もだけど、これ入れるの大変じゃね?》
《それな ( ᐛ )σ》
《わかる》
《わざわざ10枚入れるの大変》
《そうはいうけどさー、現実のガチャでも、欲しいグッズのガチャなら百円玉何枚だろうが使ってまわすだろ、おまいら》
《たかが10枚ごときでごちゃごちゃ言うなら、一万円札や五千円札持ってきて、全部百円玉にしてください、とか言うんじゃないよ
数えるこっちの身にもなれや By飲食店店員》
《なんでちょいちょい、ガチャを置いてあるだろう飲食店の裏話が流れてくんのwww》
作中最後の方で、万札云々の話しがありますが、これも実話です。
諸々の事情で両替機の管理が出来ないので、店にて両替を行っているのですが、こういう方が結構います。
あまり大量の両替は店にも負担になるので、こういった大量の両替はお断りすることになっています。




