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ローマは、建国の当初の、いまだ弱体な国家であった時代から、

ローマは、建国の当初の、いまだ弱体な国家であった時代から、権謀術数の必要を知っていた。

まして小さく弱い現状から、少しでも上昇しようと思う者にとっては、このことは必要欠くべからざる配慮と思う。

ただ、その活用にあたっては、ローマ人がしたように、可能な限り水面下でなされるべきである。

そうすれば、ローマ人が成功したように、汚いことを行ったとしても、非難を浴びることないのだから。


「政略論」


この文では、古代ローマ人が、どのような「権謀術数」を行ったのかは明確ではないが、おそらく外交に長けた政治家がいたことは推察される。


日本の国会中継を見ていると、

「外国首脳との交渉内容、どんな策を用いたのかを全て、国会に報告せよ」

「国会に報告しないのは、国会軽視も甚だしい」等と、

野党議員が、何度も政府を責め立てる。


「交渉経緯を明らかにしない」「権謀術数を使っても明らかにしない」のは、日本に限らず相手国も同じで、日本がそれを破れば、外交上の大きな失態となり、日本国そのものが、信頼を失ってしまう。


野党議員が、それを知って政府を責めるのなら、まさに国益を害する行為を狙うことになる。

それを知らないで政府を責めるのなら、「まさに外交音痴、国際政治の無理解」なのである。

だから、万年野党から、抜けきることができないのである。

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