リアル×武器思考
私は自分が好きです。人を好きになるのも、人を好きな自分が好きだからです。結局自分が好き! そこにだけは自信があります。
と、言うわけで、自分の作品も好きな私は、時々エゴサーチのように、自分の過去作品のアクセス解析を眺めます。
するとどうでしょう? この作品も中々読まれているではありませんか。
こんな厨二病こじらせて早三十年強のオヤジのいなたいエッセイを読んで下さるとは! これは続きを書かねば!
と、嬉しくなった私は、こんなに長い前書きを書いてしまいましたよ。
そして自分大好きな私は、ここまで書いた文章が愛おしくて、そのまま投稿しますよ。
さて、このエッセイは、武器をテーマにしています。
現実の世界は、武器を持つ者が負けな、文明社会日本です。
でも武器好きの血は、文明人の皮膚下にも脈々と生き続けております。
という訳で、現在の私の武装をご披露しましょう。
詳しくは語れませんが、仕事上、精神的に不安定な方と接する機会があります。
時には暴れる方を押さえ込んだり、何かを投げつけられたり、明らかに刃物で武装している方と対面する事もあります。
一番嫌なのは、液体燃料を武器にされる事です。ある方は家の中で火炎瓶を作っていましたし、家の前に灯油を撒いて、ライターをチラつかせられる事もあります。
そんな時は即通報、警察でも消防でも構いません。
電話したら録音されるので、証拠も身を守る武器のひとつですね。
救急救命の場面に立ち会った時も、必ず通報して、指示に従います。もし何かあって訴えられても、電話の指示に従っただけ、と、責任転嫁できます。これは社会人として、とても大事な自己防衛手段だと思います。
さて、物質面の話をしましょう。私の鞄の中には常に折りたたみ椅子が入ってます。
これは膝が悪いのもありますが、訪問した家がめちゃくちゃ汚くても、足裏だけ汚せば、あとは清潔が保たれる効果があります。
そしていざと言う時の盾になります。
本気でやばい方の家に行く時は、携帯電話に110番を入れておいて、ボタン押せば通報できるようにしておきます。そしてスマホは録音状態。左手の鞄をいつでも盾にできるようにしてピンポンします。
あと決して一人で行かない事。110番を相棒に任せるのも手ですね。
あと、時には致し方なく人を押さえ込む場合があります。
前もって分かっている時は、長袖とゴム付き手袋を装着します。
近接状態で人は、蹴り、引っ掻き→指を折りに来た後、最終噛みついてきます。歯の無いお年寄りでも、振り切った方のパワーは恐ろしく、腕から血が流れた事もありました。
それ以降、事前にそうなると分かっている時は、長袖をきます。
そしてゴム付き手袋。これは人をホールドして、自分の手と手を組み合わせた時、非常に良いグリップを生みます。
その状態で、静かに語りかけ、落ち着くように誘導しながら、大抵は車に誘導。病院へ……こう書くと人攫いのようですが、色々手を尽くしての最終手段です。時に警察と協力して攫います(結局攫うんかい)
そして最強の武器は、経験と想定です。本当に危ない事から自然と身を守るように、準備をする事です。
恐ろしいのは慣れっこになっての油断です。どうせしないだろう? となめてかかると痛い目にあいます。
上から目線は最悪ですね。
謙虚が一番の防衛策だと思います。が、すぐ調子に乗ってしまう私にこれを書く資格はありませんね。
皆さんの武装理論は何でしょうか? 金? 知識? 人脈? 覚悟? 昔の私はナイフで武装していました。その頃の私には「敵はどこにもいないよ」と教えてあげたいです。でも不審人物と思われて刺されるかも知れませんね。