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異世界の情報屋は情報収集のために世界の最強になります  作者: Mocha時雨
第一章 高校生のREスタート
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第四話 異世界での目覚め

中々話が進展しません。すいません。

ではごゆっくーり。



「ちょっとあなた、やっとこの子が家で泣いたわよぉー。」

ん、?なんだ声が出ない。

「おぉーそうか。やっと泣いたか。家で泣かないから不安になって知り合いに話を聞きに行ってたよ。」

さっきから誰だこの二人?泣いただの、話を聞きに行っただの。

「さずが私たちの子ねぇー。泣き声がとんでもないもの。」

あ、そうか、転生したから赤子になっていたのか。ならもう静かにしよ。

「?いきなり泣き止んだぞ。どうしたんだ?」

そりゃそうだ。泣くのだって体力を消費するんだ。赤子のときぐらいゆっくりしたい。

「名前どうする?ジル。」

「そうですねぇ、シンスさん。」

まだ名前が決まってないのか。名前かー自分の名前ぐらい自分で決めたい。そこで俺は声を正確に出すために横向きから仰向きになり体を伸ばし小さいながらも声を喉から引きずり出す。前世の名前が知識だったからイタリア語から持ってきてバスタにしよう。思ったらすぐ行動する。

「ばぁーすたぁー。」うん自分でもなかなかに可愛いらしい声が出たと思う。俺の声を聞いた瞬間両親は喜んだ。

母さんが凄いことになってる。父さんは普通なのに。

「この子今バスタって言わなかったか?」

よし、伝わったな。

「そうねぇバスタがいいのかしら?私はそれでいいけどあなたはどうなの?」

父さん頼むぞ。

「あぁ、もちろんそれでいい。今日からお前は

バスタ・ソフィーだ。」

ん?バスタって名前になったのはいいが、ソフィーって何だ?ファミリーネームみたいなもんか?うんもうそれでいいやとりあえず今は「転生したらステータスみてください。」と神に言われたから早くそれが見たい。


バスタ・ソフィー

レベル1


体力:100

魔力:100


攻撃力(魔攻):100

守備力(魔防):100

俊敏力:100



スキル


鑑定 サーチ 賢者 ???(残り7)

レベルアップ時オールステータス成長増加


かっこの数字は解放したスキルの数を表す。

おぉーなんか自分のステータスを見るのはなんか言い表せない気分になるな。ゲームとはまた違うんだよなぁ。とにかく今のところはハイハイ歩きができるまではおとなしく暮らすしかない。



二年の月日が経ちついに俺はハイハイでの活動ができるようになったのだ。人の成長過程を体験するのは楽しいことである。俺が一回出歩くたびに両親は必死に俺を連れ戻そうとする。

俺は親と外に一緒に出たがここはそんなに大きい村ではないらしい。この国はまあまあでかいらしいが大きい街に行くのに一週間はかかる。


二年して俺はようやく二足歩行ができるようになった。そして俺は家の裏の森から木の棒を持ってきて素振りを50回する。型はその道の人が見たら激昂するかもしれないが自分では様になってると思う。

素振りをしていると母さんが家から微笑んで見守ってくれている。

そもそも父さんと母さんは元は冒険者だったらしい。そんなに強いわけでも弱いわけでもなかった。

父さんは剣士で母さんが魔法使いだそうだ。

今は父さんが大きい街に行っているので剣を学びたいが出来ない。だから自分から木の棒を振って筋力をつけるというわけだ。

素振りが終われば、母さんと二人で魔法のことについて話をしてもらう。でも俺は賢者のスキルがあるのでその話は知識程度で聞いている。

話のあとは母さんに魔法を見せてもらい俺も試す。母さんは水の魔法使いだから基本は水属性だけ。

母さんは魔法の筋がいいと俺を褒めまくってる。

そうして俺の一日が終わる。


その生活を今、一週間続けているのだ。

やっと父さんが帰ってきて、母さんと二人で頑張った魔法を見せると父さんはだいぶ喜んでいた。そこで俺は父さんに剣を教えた欲しいと頼んだ。

父さんは少し躊躇ったが母さんの押しでなんとか教えてもらえるようになった。


父さんの教えは厳しかった。まず朝起きてランニングである。

「おい、バスタ遅いぞ。」

と4歳の子供になんてこと言いやがる。ランニングが終われば素振り、ここは俺が一番楽しんでやっているところだ。

「バスタ、そこのところ振りが違う。そこはこうだ」と的確に教えてくれる。昼まで続けてやっと剣の練習は終わる。

父さんのステータスが意外と凄い




シンス・ソフィー

レベル34


体力:1874

魔力:328


攻撃力(魔攻):1210

守備力(魔防):968

俊敏力:701



スキル


剣術 (5) 縮地法 無属性魔法(身体強化)

体術 (4)

かっこの数字はレベルを表す、最大は10。

以外と強い。国の兵士よりははるかに上である。


縮地法:敵との距離を詰めるときや移動するときに使える。人によっては早すぎて瞬間移動のようにも見える。


やばいな。一瞬で距離を詰められたらもう判断が間に合わずにやられてしまうだろう。

あとは無属性魔法だな。これは魔法の適正がなかった人は無属性魔法を授かるらしい。人によって無属性魔法の内容は変わるらしいが基本は身体強化が多いと父さんは言ってた。


訓練のあとは魔法を習うのが日常となっていった。


次回から森などに入ると思います。


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