第十四話 王都に移動する
ついに二章ですね。多分情報屋ってのは詐欺になりそうですね(笑)
では、ごゆっくーりー
「ねぇ、冒険者のおっちゃん、王都の話でも聞かせてよ。」
俺はフィルナと一緒に風魔法の『フライ』で空を飛びながら訪ねた。
「あぁ、いいぞ。っても子供にわかるかな?
王都はな、この国の一番大きい街ってのは知ってるだろ。」
そんなのみんな知ってるだろ。
「それは知ってるよ。聞きたいのは王都の城やら王子やらギルドの話とかを聞きたいんだよ。」
「ったく、このガキは。んじゃあ、城と王の話からするぞ。王都は今、国の王を決める話でもちきりなんだ。現王が、病気で倒れたからな。だがその後継者が二人いるんだがその二人共が厄介でな。うーん、、ビクテリア・ノルファラって、知ってるか?」
ビクテリア・ノルファラってのは、この国始まっての2代目の王の名前である。その王は自分が贅沢な生活をするために、国民が納める税金を上げまくったり、冒険者に無理難題な依頼を受けさせたり、気に入った女がいれば無理やり捕まえさせて、犯したりとやりたい放題だった。
だが、それに嫌気がさした人々が王を処刑させたという話である。
「知ってるよ。やりたい放題の王の名前でしょ。」
「お、よく知ってるな。で、その後継者の二人がまさしくやりたい放題の王になるって話だ。 ホント勘弁してほしいよ。」
なるほど、めんどくさい話だな。
「 まあ、次はギルドの話だな。ギルドのランクがどこまであるか知ってるな?」
こんなの五歳の子供でも知ってる質問だぞ。
「FランクからSランク、魔物はGレートからSSSレートまで、でしょ」
「く、俺の先のセリフを取りやがって。まあ、いい。そのとおりだ。で、ギルドで、冒険者登録をしたら、ギルドライセンスカード、通称GLカード。
だが、冒険者の皆はギルドカードとか、ギルカとか略して呼んでるけどな。それでそのギルドカードに登録する時、ステータスを読み取る宝玉があるんだが、それに手をがざしたらステータスだけがカードに記入される。スキルは読み取れないらしいからな。んじゃ、ここまでで、質問あるか?」
質問とかあんまり思いつかないな〜
あ、そうだ、
「ギルドカード無くしたら、また発行してくれるの?」
「その質問の答えは、ギルドに行けばわかるんじゃないか?」
ん?なんだそれは?焦らすな〜このおっさん。
「でも、俺、学生の身分だからいけないんじゃ?」
「小僧情報屋になりたいんだろ?」
「まぁそうだけど。あと、俺はバスタな。」
「そうか、バスタ。で、情報屋になるには冒険者ランクCまで上げねぇと資格もらえないぜ?」
「え、そうなの?初めて知ったんだけど。」
「バスタ、気にすんな。お前、一人でスタンピード沈めたんだろ。ならA〜Sランクまでくれると思うぞ。ちなみに俺はAランクだ。」
なら、問題ないな。
「じゃあ、すぐに情報屋になれるじゃん。」
「お前、情報屋になる条件あと一つ知ってるか?」
おいおい、まだあるのかよ。いい加減にしろ。
「知らないけど、それは難しいの?」
「いや、お前ならできるだろう。それで、あと一つの条件がバスタがいく学院で勉学、魔法の実技で10番以内に入ることだ。」
はあ?いやまぁ、いいんだけど。魔法に関しては、一番は取れるけど、勉強の方はな〜
暗記科目なら取れる。
「その学院で何年過ごせばいいの?できれば三年ぐらいで終わりたいんだけど。」
日本の学校基準で考えてしまう。俺は高校生で死んだから全然学校生活を楽しめていない。友達ほとんどいなかったけど、、、
「バスタ、お前の言ったとおり三年間だけ通うはずだと思う。」
「ふーん、そっか教えてくれてありがと。おっちゃん。」
「そういえば名前を言ってなかったな。俺はバックルだ。ギルド、『ドラゴンズ・アイ』に所属している。よろしくな。」
目立ちたがりな名前だな。
「バックル、ギルドで一番強いギルドの名前とか教えてよ。」
「やっぱり男なら気になるよな。んで、一番強いギルドの名前は、『ジョーカーズ』ってチームだ。」
普通だな。
「んねぇ、バスタ、私にも構ってよ。」
おっさんとばっかり喋ってたからフィルナ、嫉妬してるのか?
「バスタ、話は終わりだ。彼女と雲の上でも行って遊んできな。」
彼女じゃねぇし。俺の、、、俺の、、、
そ、そう、家族だし。
「ごめんフィルナ、話はこれで終わりだから。バックルありがとな。」
「おう」
と言っておっさんは寝始める。
「バスタ、魔力とか大丈夫なの?もう三時間ぐらい経つよ?」
もちろん大丈夫だ。なぜなら付近にいる魔物から魔力を頂戴してるからな。
「大丈夫だフィルナ、俺のことは心配しなくていいぞ。」
なぜなら、俺はほぼ人間をやめてるからな。
ここの冒険者のステータスも鑑定したが、Aランクの冒険者でさえ、ステータスが5000弱しかないからな。
「しかし、フィルナ。ただ飛んでるだけじゃ暇だから、何かしないか?」
本当に暇である。馬遅い。今の俺なら走った方が早い。
「バスタ、そういえばディアルスペルの話したでしょ。それでもしよっか」
ディアルスペルとは、魔法を二つ同時に使うことだ。フィルナはクアッドスペル、つまり4つ同時に使える。
とりあえずファイアーボールとウォーターボールを使ってみる。
ボワっ
蒸発して水蒸気になった。これで乾燥する時期はこれで大丈夫だな。って違う。
ディアルスペル難しいな。
「そのミスをするってことは、意識が足りてないんだよ。こんな風に、魔力の流れを感じ取って魔法を使わないと。」
と言って、ファイアーボールとウォーターボールを手の上にだす。なるほど。魔力の流れを感じ取ってするのか。
「つまり、こういうことだな?」
ファイアーボールとウォーターボールが手の上に現れる。
よし、うまくいった。
「すごいよ、バスタ。もうトリプルスペルまで使えるなんて。」
ん?トリプルスペル?俺はまだ二つしか魔法を発動させてないだろ。
「『フライ』のこと忘れてない?フライもれっきとした魔法だよ。」
あーフライのこと忘れてた。なるほどフライのことを意識すると操作が安定しないな。
「だけど、とりあえずは使えるようになったな。」
「すごいね、バスタは。私なんかトリプルスペル出来るまで200年はかかったのに。」
なんだそれ、200年とかめちゃくちゃ時間がかかってるじゃん。
「おーい、バスタ〜、嬢ちゃーんそろそろつくから降りてこーい。」
やっと王都か、とりあえずはギルドに行かないとな。
報酬が楽しみだぜ。
これからもよろしくお願いします。




