11~20話の登場人物
フレデリック・ヘンドリック
理工学と外交の知識を持つ転生者。孤独に改革を進めていたが、オットー、シャルル、シャルロットという強力な仲間を得て、秘密組織を結成。リーダーとして「10年で産業革命を起こす」という壮大な目標を掲げる。当初の計画の甘さを専門家である仲間に指摘されつつも、皆をまとめ、オランダの未来を切り開こうとする。
マウリッツ・ファン・オラニエ=ナッサウ
フレデリックの兄で、ネーデルラント連邦共和国の総督。弟の頼みを受け、オットーがかけられた魔術師裁判に介入。その政治的権力と威厳ある言葉で裁判の流れを変え、オットーを救い出す。弟の周りで起こる奇妙な出来事に気づきながらも、その才能を信じ、重要な局面で力を貸す度量の大きい人物。
カロルス・クルシウス
ライデン大学の植物学者。彼の管理する植物園が、フレデリックたちの計画に必要なジャガイモやヒマワリ、トウモロコシといった新大陸の作物の供給源となる。同じ学者として転生者のシャルルと意気投合するなど、知らず知らずのうちに彼らの壮大な計画を支えるキーパーソンとなっている。
オットー・ヘウルニウス
21世紀の外科医から転生した12歳の少年。現代の救命処置で子供の命を救ったことでフレデリックと出会う。医学知識を活かし、ペスト対策としての公衆衛生の重要性を説くなど、医療面から改革を支える。転生者たちの秘密基地「コンパス・オブ・ディスティニー」の名付け親でもある。
シャルル・ド・モンモランシー
21世紀の農学教授から転生した、独立戦争の英雄の息子。オットーに息子を救われたことをきっかけに、フレデリックたちと合流する。豊富な農業知識でフレデリックの計画の甘さを的確に指摘し、現実的な食料増産計画を主導する。年長者として、若い転生者たちを導く頼れる存在。
シャルロット・ド・モンモランシー
シャルルの娘で、フレデリックとほぼ同い年の少女。その正体は日本の大手銀行で頭取を務めていた転生者。大人びた言動でフレデリックたちを驚かせる。金融の専門知識を活かし、彼らが設立した商会の資金計画や投資戦略を担う、チームの頭脳と言うべき存在。




