1~10話の登場人物
フレデリック・ヘンドリック
21世紀の駐オランダ日本大使だったが、1589年のオランダで、オラニエ=ナッサウ家の6歳の少年に転生した主人公。前世の知識と外交官としての経験を活かし、歴史が異なるパラレルワールドでオランダの富国強兵を目指す。ジャガイモの普及や新産業の創出など、年齢に見合わない大胆な発想で周囲を驚かせながら、国の改革に乗り出す。
マウリッツ・ファン・オラニエ=ナッサウ
フレデリックの兄で、ネーデルラント連邦共和国の総督。落馬事故の後、まるで別人のように聡明かつ大胆になった弟に戸惑いながらも、その才能と奇抜な提案を面白がり、高く評価している。弟の良き理解者であり、その計画を実現させるための政治的な後ろ盾となる重要な人物。
ヤン
フレデリックに仕える初老の執事。記憶を失った(とされている)主人を献身的に支える忠実な人物。フレデリックの指示に従い、国内外の情勢調査や情報収集を行い、彼の改革計画を陰で支える。物腰が柔らかく、常に主人を気遣っている。
カロルス・クルシウス
ライデン大学の教授で、ヨーロッパでも有名な植物学の大家。まだ「悪魔の食べ物」と誤解されているジャガイモの真の価値を理解している数少ない人物。食糧問題解決のためにジャガイモの普及を目指すフレデリックの情熱に共感し、その栽培計画に全面的に協力する。
マヌエル・デ・ポルトゥガル
駐ネーデルランドポルトガル大使を務める、若くして辣腕をふるう外交官。6歳の少年であるフレデリックの訪問に興味を抱き、この世界の歴史を大きく変えた「肥前国」の存在と、その驚異的な技術力に関する重要な情報を提供する。
小佐々純正
史実には存在しない、謎の国「肥前国」を統治する王。蒸気船を始めとする超先進技術を用いて国を一大勢力に押し上げ、スペインをも撃退した。作中ではその名が語られるのみだが、フレデリックは自分と同じ転生者ではないかと推測しており、物語全体の鍵を握る人物。




