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新宿の駅

僕達は駅を目指し歩いていた

近づくにつれて…恐怖心が強くなっていくのがわかった

そして新宿の駅が見えてきた…


「あそこが駅か」


「誰もいないみたい…」


「せやな」


僕達は近くにあった、車の下に隠れ待つ事にした


「来ないな…」


数時間が経った時、車の音と声が聞こえてきた!


「来たぞ!見つかるなよ」


「大丈夫や」


言葉が出なくなり…心臓が高鳴り!恐怖が込み上げる


駅に車が止まり!中から二人の兵隊が降りてきた


「ついに来やがった…!」


「二人やな…」


「どっ…どうするの…」


僕達がどうするか迷っていた時…また車が一台来てしまった!そして中から二人の兵隊が降りてくる!


さらに兵隊が増え四人の兵隊になってしまった…


「四人になりやがった…」


「これはアカンな…」


「…そんな」


四人の兵隊は何かを話している、姿は見えるが離れている為会話は聞こえない…

兵隊は車に戻り何かをしている


そうすると車の中から両手を縛られた二人の男女が降ろされた!


「あの人達は!?」


車から降ろされたのは…豊島で僕が殺してしまった犬の飼い主…

トオルとユウの二人だった…


「あいつら捕まったんか…」


「知ってるやつか?」


「ちょっとな…」


降ろされた二人は座らせ、トオルの方は血だらけだった…


兵隊はまた何かを話し始めた時…トオルが兵隊に体当たりをした!よろける兵隊達


「ユウ逃げろーーー!!」


トオルの声が辺りに響きわたる!

ユウが逃げようとした時

パーンと銃声が響いた


「ぐああぁーー!」

響くトオルの叫びが!

一人の兵隊がトオルの右肩を撃った


「いやーー!トオルー」

ユウがトオルに駆け寄った


駆け寄ったユウを無理矢理引き離し…兵隊達が囲み殴ったり蹴りを入れる


「お願いだから!やめてー!」

兵隊はユウの声など聞いていないだろ…まだまだ続く暴行


「…助けないと!」


「アカン!ワイらが行っても無理や!」


「じっとしてろヤマト…」


兵隊の前では本当に無力だと…この時に思った


暴行が終わり…兵隊がトオルの周りを離れると…

グチャグチャになった顔…

さっきよりも血だらけになった体…

生きているかもわからない


「トオル!トオル!?」

ユウがトオルに近寄り名前を呼んでいる


兵隊が倒れたトオルを膝まずかせ、右腕を一人の兵隊が持つ


「あいつら…何をする気だ!?」


「処刑や…」


一人の兵隊が車から斧を持ってきた!トオルの前に立ち、斧を降り下ろそうと力を貯める!

「やめてー!殺さないでー」


兵隊はユウを押さえ込む!

その時トオルに向かって斧が降り下ろされ!

トオルの右腕を切断した…


「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ…」

意識を失いかけていたトオルの断末魔が駅に響きわたる!

切断された腕からは…もの凄い量の血が流れ出る


僕達は声が出せないでいた…だがその光景からも目が離せない


そしてまた始まった…兵隊は左腕を持ち、斧を持つ兵隊は左腕に向かい斧を降り下ろす!


死んでいるのか…意識がないのトオルの叫びは聞こえては来なかった…

ユウも方針状態なのか声も聞こえて来ない


切断される四肢…左腕の次は右足…左足…

トオルが血の海に浮いているように見えた


そして最後の切断が…

立たせる事も出来なくなった…トオルの首を目掛け斧は降り下ろされた…


この時、僕が見ている光景がとんでもにい事だと気づき!

「うっ…うえーーえぇぇっ…」

その場で吐いてしまった…ろくに食べていない為胃液という胃液が全部出てしまったと思う程…


「ヤマト…」


「辛いな…」

タツヤとタイガが僕を心配そうに見つめる


処刑が終わり、兵隊は方針状態のユウを車に乗せ…いなくなった


安全を確認して、トオルの元へ僕達は行った…


今この世界も地獄だけど…その場所は本当の地獄だと思ってしまった


切り落とされた首は…睨むようにこっちを見ていた


「全部は無理やけど…頭だけは埋めたろか…知らん顔でもないしな」


「うん!」


「お前らの知り合いなら…」


頭は掘れそうな場所を見つけ埋めた


僕の心は壊れかけていた、兵隊の恐怖によって

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