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異世界召喚されたけど召喚国が信用できないので気ままに生きることにしました  作者: 火川蓮
第三章「魔法習得」編

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chapter66 魔法の伝授

オレはみんなに魔法を見せながら説明を続けた。


「ゆう以外のみんなには、まずこの魔法を習得してもらいたい」


魔力球マジックボール。オレが作った魔力弾丸マジックバレットの下位版のような魔法だ。


「それはどういう魔法なの?」


笹村さんが尋ねてきた。


「これは《魔力球マジックボール》っていう無魔法のひとつだよ」


オレは掌の上に浮かぶ紫色の球体を見せる。


「無魔法っていうのは無属性魔法のこと。属性変換を行わず、そのまま魔力を使う魔法なんだ。この魔法は、その魔力を球体にして撃ち出すだけのシンプルな魔法だよ」


そう言うすると、笹村さんは納得したように頷いた。


「だから、その魔法にしたのね?みんなが使えるように」


「そういうこと」


オレも頷く。


「属性魔法には適性があるからね。練習すれば別の属性も使えるようになるかもしれないけど、この世界では必ず習得できるとは限らないらしい」


ルークさんの話では、派生魔法なら習得できる可能性があるそうだ。

無魔法には契約魔法という派生系が存在する。

おそらく――ある程度魔法レベルを上げれば、自分の適性に応じた派生魔法を習得できるのだろう。

もちろん、これはオレの推測でしかない。


そんなことを考えていると、


「わかりました。やります」


上坂さんの声が聞こえた。


振り向くと、彼女の目はやる気に満ちている。


「私も頑張ります」


続いて倉石さんも声を上げた。


二人から意気込みを感じたのだった。

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