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異世界召喚されたけど召喚国が信用できないので気ままに生きることにしました  作者: 火川蓮
第三章「魔法習得」編

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chapter58 能力の変化その5

異世界に来て三日目の朝だった。

目を覚ますと、また体に違和感があった。


窓から差し込む光の中、部屋を見渡すと――

岡崎さんとゆうが、またしてもオレの腕に絡みついて寝ていた。


「また……動けない」


仕方なく、ステータスを確認することにする。

今日は二人とも腕にしがみついていて、身動きが取れない。


「ステータス」


そう呟くと、視界に能力画面が展開された。


■◆■◆■◆


【名前】ヒロマサ・アオヤマ

【種族】人間

【年齢】16歳

【性別】男

【レベル】4

【称号】【勇者】【異世界の勇者】【異世界人】【召喚されし者】

【体力】750 / 750

【魔力】750 / 750

【攻撃力】756

【防御力】452

【俊敏性】630

【職業】勇者

【能力スキル】

【日常生活】家事Lv2、礼儀作法Lv3、楽器演奏Lv2、歌唱Lv2、計算Lv5

【戦闘系】体術Lv2、剣術Lv1、棒術Lv3、投擲術Lv2、身体操作Lv2

【魔法系】射出魔法Lv1、集束魔法Lv1、圧力魔法Lv1、無魔法Lv1、光魔法Lv1、空間魔法Lv1、魔力感知Lv1、魔力操作Lv1

【固有スキル】魔法無効マジックナリファイ(OFF)、アイテムボックス、魔法吸収マジックアブソーブ(OFF)、魔力放出、魔力変換、解析、鑑定


■◆■◆■◆


昨日より、少しステータスが上がっている。

一昨日もそうだった。

朝起きると、いつの間にか数値が増えている。


「睡眠が関係してるのか……?」


そう思うが、確証はない。

それともう一つ。

昨日の夜から、新しい空間魔法の練習を始めていた。

異空間ディメンションスペース”。

アイテムボックスの上位互換で、生物も収納できる魔法だ。


“空気があること”を意識して試しているが、まだ感覚が掴めない。

マジックアブソーブもONにして、効率よく練習するか。

そんなことを考えていると――

ゆうが目を覚ました。


「おはよう」


「おはよう」


短いやり取りを交わす。


「なにしてたの?」


「能力の確認」


そう答えると、ゆうはステータス画面を覗き込んだ。


「あれ? ステータス高くなってない?」


「うん。少し上がってるみたいだね。

不思議だけど……睡眠が関係してるっぽい。でも、それ以上はまだ分からない」


「そっか、僕も見てみよう」


そう言って、彼女も能力画面を表示させた。

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