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異世界召喚されたけど召喚国が信用できないので気ままに生きることにしました  作者: 火川蓮
第三章「魔法習得」編

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Quiet talk 裏切りの宮廷魔術師

※番外編です

この話は異世界召喚の儀式の夜の話です

「なにが…“成功した暁には褒美をやる”だ! ふざけやがって…」


そう嘆くのは、禁忌の儀式に参加を強いられた宮廷魔術師の副団長。

彼は長年、この国――ディルティーナ王国――を支えてきたが、国王の軽率さに怒りと失望を抱いていた。

儀式には呪いがつきまとうと噂されていた。だが副団長は、それを防ぐ魔道具を製作し、仲間と協力して準備を整えていた。


普通の魔法なら防げる。しかし、この儀式は超級魔法に匹敵する力を持つ。

その上にはさらに上位の特級魔法や、神だけが使える神級魔法が存在する――いずれも人間が簡単に扱えるものではない。

副団長は覚悟を決める。


「我々はもうすぐ死ぬ――ならば、国王に一矢報いてやろう」と。

仲間たちも覚悟を決め、全員一致で協力することに。


「では、輪唱魔法をやる。心を一つにせよ!」


輪唱魔法――複数人の力を合わせ、威力を増幅させる大規模儀式魔法。

成功すれば、通常の魔法を凌駕する力を持つが、失敗すれば魔力は無駄になる。リスクも大きい。

数十分の詠唱の末、副団長が呪文を解き放つ。


時限爆弾タイムボム


名前の通り、時間差で爆発する魔法。複数箇所に仕掛けられ、王宮全体に影響を及ぼす可能性がある。


「実行は六日後の丑の刻だ。後のことは任せたぞ、同志たち」


副団長は力尽き、仲間たちもそれぞれの役目を終える。

だが、王宮の通路のどこかから――誰もいないはずの場所から――声がした。

――終わりではない。

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