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(6)

思ったよりハルス様の話長くなりそうなので細かくわけて投稿していきます。

そのため、マミュウラ様とレイオス様はしばらく出ないです。

侍女となんやかんや揉めながらも朝食をとって早速ハルス様の部屋に向かった。

ハルス様の上着を握りしめ一呼吸。


コンコン


「リシャ・スティードルです!ハルス様いらっしゃいますか?」

ガチャ

今度はすぐに扉が開いた。

護衛には外で待ってもらい部屋に入ると、緊張した面持ちのハルス様が出迎えてくれた。

「これ、上着です。ありがとうございました。」

リシャがお辞儀すると

「そ、そんなことで頭を下げなくていい」

と慌てたように止められた。

「……リシャ殿はまだ地位の高さに慣れていないようだな」

とハルス様が笑っていた。

「なかなか慣れなくて……礼儀作法の先生にも同じように怒られます。」

と相槌をうっているとハルス様がじっとリシャを見つめていた。

(少し前までは顔見るだけで真っ赤にしてたのに、今では前のように慌てることも少なくなったな……)

と少し息子が成長していく母の気持ちになった。


「それで、会えなくなる理由を聞きに来たんだろう?」

「はい。何故こんなにも急に会ってはいけなくなるのですか?」

リシャはドキドキしながらハルス様を見つめ返した。

「俺が、第2王子だからだ」

とハルス様は視線を落とし握りこぶしを作った。

「それはどういうことですか?」

リシャは意味がわからず尋ねると

「簡単に言えば皇位継承者の座を奪い合いたい訳でないのなら大人しくしとけということだよ」

とハルス様はリシャに笑いかける。

「それって、私が聖女でハルス様が第2王子だからですか」

「まぁ、そうだな」


その言葉を最後に何も言葉が出てこなくなってしまった。

登場キャラクターの年齢なんですけど、皆さんがお好きなように解釈していただいて構わないのですが、私の中にぼんやりとある年齢書いておきますね。


リシャ・スティードル → 15歳


ルシエラ・マミュウラ → 23歳


ハルス・エルドリエ → 18歳


レイオス・イラクート → 42歳


チー・アルライナ → 28歳


レナタ・ナタカラ → 18歳


今更ながら主人公15歳とか激若やんって思うけど、精神年齢高いからまぁいっかって思ってます。


レイオス様はお歳が結構なんですが、これは私の好みです。これまで数える程度に彼女はいるけど婚姻がチラつく前に別れてて未婚という設定です。これも私の好みです。


ハルス様とレナタ様が同い歳なのは、上下関係なく2人でバチバチして欲しいという私の願望の為です。


アルライナはハルス様の肖像画を見るまでは婚姻に興味がなく、イケメンを侍らせて満足してたので完全に婚期逃してます。

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