↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
84/93

095⚫️そろそろじゃないの?

レオナルド──すなわち、ロイ。

リザ──すなわち、エリザベートことウィルフレッダ。

ふたりは『シ・デンカイ』に乗り込み、

いよいよ王国を発ち公国に向かう。

その見送りに来たのは、カナタとローニャだった。

タラップを上がる直前、ウィルフレッダが振り返り、悪戯っぽく微笑む。

「カナタ、じゃあ、あとは任せたよ! あっ、そうそう──」

思い出したように人差し指を立てて、彼女は言った。

「わたし、そろそろ“お孫ちゃん”がほしいのよねえ。ジンにも言ってあるんだけど、よろしく!」

「っ……!?」

ウィルフレッダのあまりにも直球なその言葉に、

カナタとローニャは同時に顔を真っ赤にする。

ふたりの反応にウィルフレッダは満足げにウィンクすると、

今度こそ搭乗席へと戻っていった。

やがて── シ・デンカイの機体が静かに浮かび上がる。

重力をいなすように滑らかに、垂直に空へと舞い上がっていく。

その操縦桿を握っているのは──

もちろん、ウィルフレッダである。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。