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065⚫️苦悩と希望
バルハインと共にあるベルスは、先の見えない明日に向かっている。
日々、木を植え、土地を整え、
水脈を探し、湧き出る水を見つけ、
怪我人や病人を癒やし、 技術を伝え、手紙を書く。
ベルスにできるのは、バルハインの背中を見て、
その一部を“少しだけ”真似ることだけだった。
バルハインに予定はない。
予定は未定であり、民衆からの要望で行き先はいつも変わる。
当てのない果てしない旅。
その背中に、苦悩と希望が同時に宿っている
―― ベルスには、そう感じられるのだった。




