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031⚫️青 & 032⚫️青いボートに迫る海賊
031⚫️青
カモメが飛ぶ。
ボートはイルカを追う。
水平線には大型船。
ミサヨはジュースを口にしながら、ヤオとビリーの声をただ聴いていた。
いい雰囲気だ。
次からは……「”保護者”のわたしは、もういらないな。」
ミサヨは小さく呟く。
青いボートは軽快に走る。
青い空と青い海に挟まれて。
初秋の風の中で、これはまぎれもなく青春だ!
032⚫️青いボートに迫る海賊
ボスぅ、このあたりはマズいんじゃないすか。
エンジェラムの領海ですよ。
……まあ、どの船も油断してるでしょうけど。
あっ、青いボートだ。
豪華で贅沢そうですぜ。
あれからやるんすか?
もっとデカい客船じゃなくて?
手始め?
練習ってこと?
乗員ごと売っぱらう?
……なるほどね。
おぉい、野郎ども!
やるぞぉ!!
くたびれた高速船が、威嚇射撃の準備を整えて
ビリーの大きな青いボートに迫る。




