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最近ツッコミばかりな気がするんだ


「は?」


部屋に俺の間抜けみたいな声が響いた。


ぜ、全部嘘だと?じゃあなんで明日香は、ってこれはもうやったな。


てかそろそろマジで切れそう。

さっきまでの苦労はなんだったんだ……。


皆も分かるよな?


子供の頃、友達とすごろくで遊んだことあるだろ?人生ゲームの方がわかりやすいか?まあ一生懸命サイコロ振り続けて、自分のコマ進めて、ようやくゴールにたどり着いた!って思うじゃん?


でも、ゴール一歩手前にある謎の「振り出しへ戻る」マス……。


俺、あれのせいですごろく大嫌いになったからね。その時から二度と人生ゲームはしていない……。


って明日香のせいで、俺まで話が脱線してきた……。マズいマズい。


「明日香。早く言わないと、この章が終わっ……じゃなかった。警備員呼んでつまみ出すぞ」


俺がちょっとばかし脅しをかけてみたところで、明日香はお茶を飲んでいた。


自由すぎるな、おい。


「それは心配いりません」


え?どゆこと?


そんな疑問が顔に出てしまっていたのか、明日香を間髪入れず答えてくれる。


「実は私、どうしてもお兄様にお会いしたくて、お父様にお願いしたんです。そうしたら、幾ばくかのお金が入った封筒を渡されまして、ね?」


それで学園長に挨拶してきたんです、とニッコリ笑う。


く、クソ親父め……。明日香のことを溺愛しているあの父親ならばやりかねないだけに、明日香の言うことにすんなりと納得してしまう。


というか、学園長も何してんの?ねえ?



なんにせよ、気になっていた二つの疑問はあろうことか同時に解決してしまった。


「というわけで、異能は発現していませんが、一時的に学園の生徒として認められています」


ああ、それで学園の制服をきていたわけか。


一人納得する俺に明日香は更に続けた。


「ですから今日から私たちの同棲が始まりますね!?」


「女子寮行けよっ!!」


全力で突っ込まずにはいられない俺がそこにはいた。







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