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胡乱の者たち

「胡乱の者たち」



【作者】


 西松清一郎 様



【あらすじ】


 人気上昇中だった動画クリエイター〈シルバ(中田銀)〉が、山中の空き家で絞殺体となって発見された。事件前に偶然、一度だけ〈シルバ〉と接触した丸多好景(まるたよしかげ)は、被害者の友人北原遊矢(ゆうや)を誘い、捜査に乗り出す。

「密室で行われた殺人」、「家屋の持ち主の失踪」、「被害者の恋人〈美礼(みれい)〉の不審死」、「その前の恋人〈ちょいす〉の異常な行動」など、調べを進めるうち不可解な点はいくつも出てきた。

 丸多は、事件当日、被害者と同行していたクリエイターグループ〈東京スプレッド〉に目をつける。彼らには〈シルバ〉を殺害するのに十分な機会と動機があった。彼ら五人はそれぞれ、〈キャプテン〉、〈ニック〉、〈モジャ〉、〈モンブラン〉、〈ナンバー4〉と、ネットで使うハンドルネームでしか名乗ろうとしない―――正体不明の「胡乱うろんの者たち」の企みは、そして常軌を逸した密室殺人の手法とは―――



【紹介文】


 僕が見つけた時点で、この作品の評価ポイント数は、なんと、0ptでした。


 失礼を承知ながらその理由を僕なりに考察するに、タイトルがなろうウケしないものであること(そもそも漢字が読めない)、そして、元々書籍用に作られた作品であるため、改行がほとんどないことあたりが響いたかなと思います。


 とっつきにくい作品であることは否めないので、誰かがお墨付きを与えないとなかなか読もうと思えないかもしれません。


 ですので、僕が声を大にして言います。



 この作品、マジで面白いです。



 メインのトリックは密室トリックです。あらすじに「常軌を逸した」とありますが、個人的には、「人智を超えた」レベルにまで達しているのではないかと思います。類例を見ない大胆なものでありながら、論理的に綺麗に整合しています。


 そして、フーダニット(誰が殺したか)とワイダニット(なぜ殺したか)もかなり衝撃的で、ミステリーへのアンチテーゼとなっています。


 もちろん、この「胡乱の者たち」というタイトルも、この作品の本質に関わる重要なものであり、最後まで読み終えると、このタイトルしかないな、と感心します。



 一見すると読みにくそうですが、実際に読み始めてみると、文章も丁寧で、かつ、時系列や見取り図もふんだんに使われているので、むしろかなり読みやすい部類の作品です。



 作品のクオリティーは僕が保証しますので、ぜひ読んでみてください。



【リンク】


https://ncode.syosetu.com/n3788gc/


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